OS 1.2.1 改良点
新しい QT プリセット/スケール オプション
Settings > Menu > Tuning > Scale/TuneページのAssign QT Preset/Scale toパラメータが改訂され、新しい4番目のオプションが追加されました。次のオプションから選択できるようになりました。Assign to | 意味 |
---|---|
KbdSet Tracks | サブ・スケールをすべてのキーボード・トラックに適用します。 |
Upper Tracks | サブ・スケールをアッパー1〜3のキーボード・トラックに適用します。 |
All Tracks – KbdSet Priority | サブ・スケールをキーボード・サウンドとスタイル・サウンドに適用します。MIDI ソングのサウンドには影響しません。 |
All Tracks – Style Tracks Priority | サブ・スケールを、キーボード・サウンドと、独自のスケール・チューニング (スタイル編集 > エレメント・トラック・コントロール > スケール・チューニング・ページでプログラムされたもの) を含まないスタイル・エレメントのサウンドに適用します。 独自のスケール・チューニングを持つスタイル・エレメントの選択されたサウンドには影響しません。また、MIDIソングのサウンドにも影響しません。 |
詳細については、WEBマニュアルのHOME>カスタマイズ>スケールの章をご確認ください。
Pa4Xからのデータのインポート
Pa4Xからのユーザー・データのインポートがさらに改善されました。
全体的な改善
システムはより安定し、より高速になるはずです。ソフトウェアにいくつかの小さな改良が加えられました。
OS 1.2.1のバグ修正
従来発生していた以下のバグを修正しました。
スタイルなしだとフリーズすることがありました
PLAYER1やPLAYER2への起動時のリソース (Settings > Menu > General Controls > Startup ページで設定) が見つからない場合、楽器の電源をオンにしたときに「no Style」と表示され、この状態では、システムがフリーズすることがありました。
ドラム・トラックとコード
一部のユーザー・スタイルでは、ハーモニーに合わせて変化するノートやコードを含むドラム・タイプのトラックが、認識されたコードを認識しないことがありました。
ソングブックのエントリが再生されないことがありました。
特定のケースでは、OS v1.1.0 で作成された一部のソングブック・エントリは OS v1.2.0 では再生できませんでした。
リセット
新しいスタイルを選択しているときにTAP/RESETボタンを押すと、新しいスタイルが再生されない、あるいは、キーボードやスタイル・サウンドも停止することがありました。
コード・フォローとトランスポーズ
コード・フォロー・オプションはトランスポーズでは正しく機能しませんでした。
MP3 ソングの名前を変更中にクラッシュすることがありました
場合によっては、MP3ファイルの名前を変更中にPa5Xが再起動することがありました。
保存時にサンプルが破損することがありました
特定の場合、サンプルは保存時に破損する可能性がありました。
MIDI ソングで保存されたデータが間違っていることがありました
エフェクトの設定がMIDIソングに正しく保存されない場合がありました。