Pa5X WEBマニュアル

エフェクト・パラメーター

Amplifier

本機では、アンプ・モデリングと、キャビネット・モデリングが用意されています。また、エフェクトとアンプ、キャビネットの組み合わせも含まれます。

モデリング・アンプ

本機には最高のアンプが多数用意されており、幅広い種類の素晴らしい音色を提供します。プリアンプとパワーアンプの動作特性、トーン・コントロールのレスポンス、回路内の配置は、ここで選択したアンプ・タイプに応じて変化し、オリジナル・アンプのゲインとトーンの特徴を正確に再現します。重要な役割を果たすパワーアンプの動作(A級またはAB級)、そしてネガティブ・フィードバック回路特性(の有無)も厳密にシミュレートされます。

ボリューム・コントロール

DriveまたはDrive Gain(プリアンプのゲインとプリアンプの歪みの量をコントロールする)とVolumeOutputまたはOutput Level(プリアンプの出力レベルを制御する)の2つのコントロールで、音量(またはゲイン)が変わり、同時に音色にも影響します。各コントロールにはそれぞれ固有の機能があり、特定のアンプ・モデルのサウンドは、これらのコントロールの設定に応じて驚くほど変化します。

さらに、TrimCabinet Trimコントロール(パワー・アッテネーター)は、アンプ出力とスピーカー・キャビネットへの入力の間に配置されています。最終段で、FX EditページのWet/DryパラメーターとMixer/FX > MFX SendページのMasterノブを使って最終ミックスのレベルをコントロールし、すべてのプリセットのバランスをとることができます。

プリアンプ部とパワー・アンプ部の組み合わせは、オリジナル・アンプの動作と同じように設計しています。オリジナル・アンプのサウンドを再現するには、プリ/ドライブ・ゲインのパラメーターやプリアンプの歪みをコントロールし、Volumeパラメーターでパワー・アンプの独特の歪みと暖かさをコントロールしてください。

ドライブ・ゲインの設定を大きい値にすると、歪みが大きくなるので推奨しません。

チューブについて

真空管のことをイギリスでは「Valve(バルブ)」、アメリカでは「Tube(チューブ)」と呼びます。私たちがモデル化したすべてのアンプは、これら2つの国から生まれたもので、説明では対応する用語を使用します。

また、ECC83プリアンプ・バルブはイギリスは英国での名称で、12AX7(別名7025)はアメリカでの名称です。

スピーカー・キャビネットのモデル

精密なアンプ・モデルは、同等品質のスピーカー・キャビネット・モデルと組み合わせることができます。ご存知のように、実際の真空管アンプの出力は、それが駆動するスピーカーのさまざまなインピーダンス曲線に深く関係しています。暖かみのあるサウンド、パンチの効いたサウンド、あるいは心地よいサウンドを奏でられるかどうかは、このことに大きく依存します。

スピーカー・キャビネットのモデリングとは、単に周波数特性を考えるだけでなく、トランジェント・レスポンス(音程変化に対するスピーカーの追従性)、アンプ出力に対するスピーカーのインピーダンス曲線などの組み合わせを設計することなのです。さらに、キャビネットのモデリングでは、キャビネットの実際のサイズ、特有の鳴り(材料となる木材の種類や厚さに影響されます)、形状がオープン・タイプ、セミオープン・タイプ、クローズドバックのどれか、などを十分に考慮しなければなりません。

アンプ・タイプ

選択できるアンプ・タイプは以下のとおりです。

アンプ・タイプ 意味
VOX AC15 1962年製VOX AC15
VOX AC15TB VOX AC15TB(AC15にトップ・ブースト回路を追加)
VOX AC30 VOX AC30TBのノーマル・チャンネル
VOX AC30TB VOX AC30TBのブリリアント・チャンネル
UK BLUES UK製ビンテージ・スタック・アンプ・ヘッド
UK 70’S 1969年UK製100Wアンプ・ヘッドのハイ・トレブル・チャンネル
UK 80’S 1983年UK製100Wマスター・ボリューム付きシングル・チャンネルのヘッド
UK 90’S 100Wのモダン・アンプのハイゲイン・チャンネル
UK MODERN UK製100Wのモダン・アンプ
US MODERN メタルサウンドが得られるハイゲイン・アンプ
US HIGAIN 1991年製蛇皮で覆われた100Wアンプ・ヘッド
BOUTIQUE OD ハンド・メイド高級100Wアンプのオーバードライブ・チャンネル
BOUTIQUE CL ハンド・メイド高級100Wアンプのクリーン・チャンネル
BLACK 2×12 カントリーやブルース・プレイヤー必須の2×12"コンボ・アンプ
TWEED – 1×12 ツイードで覆われたコンボ・アンプ
TWEED – 4×10 ベース・ギター用に設計されたコンボ・アンプ
6L6 US製純正アンプ
EL84 VOX製純正アンプ
EL34 UK製純正アンプ
SS 純正ソリッド・ステート・アンプ

キャビネット・タイプ

キャビネットを選択するときは、以下を使用します。

キャビネット・タイプ 意味
TWEED – 1×12 12インチの米国製アルニコ・マグネット・スピーカー1 基を搭載した、オープン・バック・キャビネットで、ブルースに最適です。Tweed Amp と組み合わされます。
TWEED – 4×10 米国製アルニコ・マグネット・スピーカーを内蔵する、オープン・バック・キャビネットで、10インチ、8Ωスピーカーを4基使用し、パラレル接続で2Ωのインピーダンスになります。
BLACK – 2×10 セラミック・マグネットの10インチ・スピーカー2基を搭載した35Wオープン・バック・コンボをモデリングしたものです。
BLACK – 2×12 12インチのセラミック・マグネット・スピーカーを2基搭載したアメリカ製のオープン・バック・キャビネットです。8Ωのユニットですが、パラレルにワイヤリングされて総インピーダンスは4Ωになっています。
VOX AC15 – 1×12 英国イプスウィッチのセレッション製、12インチのVOXブルー・アルニコ・スピーカー1 基を使用したVOX AC15オープン・バック・コンボです。
VOX AC30 – 2×12 12インチVOXブルー・アルニコ・スピーカーを2基搭載し、16Ω用にシリアルにワイヤリングされたVOX AC15オープン・バック・キャビネット。
VOX AD412 – 4×12 ネオジウム・マグネットを採用したカスタム・デザインのセレッション製12インチ・スピーカーを4基搭載した、VOX AD412クローズド・バック・キャビネットです。
UK H30 – 4×12 30W12インチ・スピーカーを4つ搭載した、クローズド・バックのクラシックなキャビネットです。60年代後半にUK T75 4×12と同じ有名な英国のアンプ・メーカーによって製造されました。
UK T75 – 4×12 クローズド・バック・キャビネットには、4つのモダンな75W12インチの英国スピーカーが搭載されています。
US V30 – 4×12 30W12インチ・スピーカーを4つ搭載したクローズド・バック・キャビネットです。この大きなキャビネットは4つの英国製ビンテージ・スピーカーを使用しており、深みのある低音とハイ・エンドのディテールで知られています。

アンプとキャビネットの組み合わせ

以下は、ギター・アンプ・モデルとキャビネット・シミュレーターのお薦めの組み合わせです。

Amp Type Cabinet Type
VOX AC15 VOX AC15 – 1×12
VOX AC15TB VOX AC15 – 1×12
VOX AC30 VOX AC30 – 2×12
VOX AC30TB VOX AC30 – 2×12
UK BLUES UK H30 – 4×12
UK 70’S UK H30 – 4×12
UK 80’S UK T75 – 4×12
UK 90’S UK T75 – 4×12
UK MODERN UK T75 – 4×12, US V30 – 4×12
US MODERN US V30 – 4×12
US HIGAIN US V30 – 4×12, UK T75 – 4×12
BOUTIQUE OD UK H30 – 4×12
BOUTIQUE CL UK H30 – 4×12
BLACK 2×12 BLACK – 2×12
TWEED – 1×12 TWEED – 1×12
TWEED – 4×10 TWEED – 4×10

OD / Hi Gain + Wah

オーバードライブとハイゲインの2つのモードを持つディストーションです。ワウ、3バンドのイコライザーとアンプ・シミュレーターをコントロールし、多彩なディストーション・サウンドを作り出せます。ギターやオルガンなどのサウンドに最適です。

a Wah Off, On ワウのオン/オフ
Src Off…Tempo ワウのオン/オフを切り替えるモジュレーション・ソースを選択
Sw Toggle, Moment ワウのオン/オフを切り替えるモジュレーション・ソースのスイッチング・モード選択
b Wah Sweep Range -10…+10 ワウのレンジ
Wah Sweep Src Off…Tempo ワウをコントロールするモジュレーション・ソース
c Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲインディストーションの切り替え
d Drive 1 … 100 歪み具合い
Pre Low-cut 0 … 10 ディストーションの入力での低域カット量
e Output Level 0 … 50 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 出力レベルのモジュレーション量
f Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
g Mid1Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
h Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
i Direct Mix 0 … 50 ディストーションへのダイレクト音のミックス量
Speaker Simulation Off, On  スピーカー・シミュレーションのオン/オフ
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Wah

ワウのオン/オフを切り替えます。

a: Sw

モジュレーション・ソースによるワウのオン/オフの切り替え方を選択します。

SwをMomentにすると、ワウは普段はオフです。ペダルを踏み込むかジョイスティックを倒したときだけオンになります。

モジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンになります。

一方、SwをToggleにすると、ペダルを踏むかジョイスティックを倒すたびにオン/オフが切り替わります。

モジュレーション・ソースの値が64を超えるたびにオン/オフします。

b: Wah Sweep Range

b: Wah Sweep Src

ワウの中心周波数のスイープする範囲を設定します。-の値では、スイープする方向が逆になります。ワウの中心周波数はWah Sweep Srcで選んだモジュレーション・ソースによってコントロールできます。

d: Pre Low-cut

ディストーションに入力される前に低域をカットすると、シャープな歪みを得られます。

d: Drive

e: Output Level

入力信号のレベルとDriveの設定により歪みの度合いが変わります。Driveを上げると全体に音量が上がります。Output Levelパラメーターで音量を調節します。また、Output Levelパラメーターは、3-Band EQへの入力レベルになります。3-Band EQで音割れが発生する場合はOutput Levelパラメーターを調節してください。

Stereo Guitar Cab

ギター・アンプのスピーカー・キャビネットの音響特性をシミュレートしたエフェクトです。

a Trim 0 … 100 入力レベル
b Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
c Air 0 … 100 マイク位置の設定
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Bass Cab

ベース・アンプのスピーカー・キャビネットの音響特性をシミュレートしたエフェクトです。

a Trim 0 … 100 入力レベル
b Cabinet Type   キャビネット・タイプの選択
LA – 4×10 10インチx4のスピーカー、LAサウンド・キャビネット 
MODERN – 4×10 10インチx4のアルミコーン・スピーカー、モダン・キャビネット 
METAL – 4×10 10インチx4のアルミコーン・スピーカー、モダン・キャビネット 
CLASSIC – 8×10 10インチx8のスピーカー、クラッシック・キャビネット 
UK – 4×12 12インチx4のスピーカー、UK製キャビネット 
STUDIO – 1×15 15インチx1のスピーカー、スタジオ・コンボ・キャビネット 
JAZZ – 1×15 15インチx1のスピーカー、ジャズ・コンボ・キャビネット 
VOX AC100 – 2×15 15インチx2のスピーカー、Vox AC100用キャビネット
US – 2×15 15インチx2のスピーカー、US製キャビネット 
UK – 4×15 15インチx4のスピーカー、UK製キャビネット 
LA – 1×18 18インチx1のスピーカー/ LAサウンド・キャビネット 
COMBI – 1×12 & 1×18 12インチx1と18×1インチのスピーカー、コンビネーション・キャビネット 
c Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Bass Amp Model

ベース・アンプをシミュレートします。

a Amp Type アンプ・タイプを選択
LA STUDIO LAサウンドに典型的なアンプ 
JAZZ ジャズ・ベーシスト好みのコンボ・アンプ
GOLD PANEL ゴールドのパネルが目を引くクリーンなサウンドが特徴のアンプ
SCOOPED 80年代サウンドに典型的なアンプ 
VALVE2 ロックに適したチューブ・アンプ
VALVE ULTRA LOスイッチがオンになった真空管アンプ
CLASSIC バリュー・ダイアルの設定によって基本的な特徴が変わる真空管アンプ
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
d Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
Mid Range 0 … 4 中域の設定
e Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
f Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Bass Amp + Cab

ベース・アンプ+スピーカー・キャビネットのシミュレーションです。

a Amp Type LA STUDIO, JAZZ ,
GOLD PANEL, SCOOPED, VALVE2, VALVE, CLASSIC
アンプの選択
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
d Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
Mid Range 0 … 4 中域の設定
e Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
f Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
g Cabinet Simulater Off, On  キャビネット・シミュレーターのオン/オフ
h Cabinet Type LA – 4×10, MODERN – 4×10,
METAL – 4×10, CLASSIC – 8×10,
UK – 4×12, STUDIO – 1×15,
JAZZ – 1×15, VOX AC100 – 2×15,
US – 2×15,
UK – 4×15,
LA – 1×18, COMBI – 1×12 & 1×18
キャビネット・タイプの選択
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Amp Type

h: Cabinet Type

ベース・アンプ・モデルとキャビネットのお勧めの組み合わせです。

アンプ・タイプ キャビネット・タイプ
LA STUDIO LA – 4×10, LA – 1×18
JAZZ JAZZ – 1×15
GOLD PANEL MODERN – 4×10
SCOOPED METAL – 4×10
VALVE2 CLASSIC – 8×10
VALVE CLASSIC – 8×10
CLASSIC COMBI – 1×12 & 1×18

Tube PreAmp Model

2段の真空管プリアンプをシミュレートしたエフェクトです。直列につないだ2本の真空管を個別に設定できます。真空管のもつ独特のあたたかみのある音を作り出すことができます。

a Tube1 Low Cut [Hz] Thru, 21…8.00k 1段目の、低域カット・フィルターの周波数
High Cut [Hz] 53…20.00k, Thru 1段目の、高域カット・フィルターの周波数
b Tube1 Gain [dB] -24.0…+24.0 1段目の入力ゲイン
Saturation [%] 0…100 1段目の入出力特性
c Tube1 Bias 0 … 100 1段目のバイアス電圧
d Tube1 Phase Normal,
Wet Invert
位相反転のオン/オフ
e Tube2 Low Cut [Hz] Thru, 21…8.00k 2段目の、低域カット・フィルターの周波数
High Cut [Hz] 53…20.00k, Thru 2段目の、高域カット・フィルターの周波数
f Tube2 Gain [dB] -24.0 … +24.0 2段目の入力ゲイン
Saturation [%] 0 … 100 2段目の入出力特性
g Tube2 Bias 0 … 100 2段目のバイアス電圧
h Tube2 Output Level [dB] -48.0 … +0.0 出力レベル
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b, f: Saturation [%]

値を大きくすると高ゲイン時に波形が変化し、歪みやすくなります。値を小さくするとリニアな特性になります。

c: Tube1 Bias

真空管のバイアスの変化による波形の歪みを再現します。値を大きくすると、ゲインが低くても歪みが発生するようになります。また、倍音構成も変化するため、音質をコントロールすることができます。

d: Tube1 Phase

Wet Invertに設定すると、1段目と2段目の間で信号の位相を反転します。2段目では、反転した信号に対してバイアスがかかるため音色が変化します。

Stereo Tube Pre Amp

ステレオ・タイプの真空管プリアンプ・シミュレーションです(Tube PreAmp Mode(l Tube PreAmp Modeling参照))。

Mic Model+Pre Amp

マイクと真空管プリアンプをシミュレートしたエフェクトです。マイクの種類やセッティングによる音の違いを表現することができます。

a Mic Type Vintage Dynamic, Multi Condenser, Percussion Condenser, Drums Dynamic,
Vocal Dynamic,
Multi Dynamic, Vocal Condenser, Vocal Tube, Kick Dynamic
マイクの種類の選択
b Mic Position Close, On, Off, Far マイク・セッティング/距離
c Tube Low Cut [Hz] Thru, 21…8.00k 低域カット・フィルターの周波数
High Cut [Hz] 53…20.00k, Thru 高域カット・フィルターの周波数
d Tube Gain [dB] -24.0 … +24.0 真空管プリアンプの入力ゲイン
Saturation [%] 0 … 100 真空管プリアンプの入出力特性
e Tube Bias 0 … 100 真空管プリアンプの、バイアス・レベル
f Tube Output Level [dB] -48.0 … +0.0 真空管プリアンプの出力レベル
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: Mic Position

マイクのセッティング位置による音質の違いを表現します。Closeで最も近く、Farで最も遠くなります。

Comp + Amp Sim

モノラル・タイプのコンプレッサーとアンプ・シミュレーションの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]
Sensitivity
1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
c [C]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [C]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
AMP SIM
e [A]Amplifier Type SS, EL84, 6L6 ギター・アンプのタイプ
f Routing Routing Comp › Amp,
Amp › Comp
コンプレッサーとアンプ・シミュレーションの接続順序の切り替え
g Wet/Dry Dry,
1:99… 99:1,
Wet
エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Comp + OD / Hi Gain

モノラル・タイプのコンプレッサーとオーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
OD/HI-GAIN
c [O]Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの切り替え
Drive 1 … 100 歪み具合い
d [O]Output Level 0 … 50 オーバードライブの出力レベル
Src Off…Tempo オーバードライブの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 オーバードライブの出力レベルのモジュレーション量
e [O]Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
f [O]Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
g [O]Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
h [O]Wet/Dry Dry,
1 : 99…99 : 1,
Wet
オーバードライブのエフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo オーバードライブのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 オーバードライブのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i Routing Comp › OD/HG,
OD/HG › Comp
コンプレッサーとオーバードライブの接続順序の切り替え 
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

OD / HG + Amp Sim

モノラル・タイプのオーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションとアンプ・シミュレーションの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

OD/HI-GAIN
a [O]Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの切り替え
Drive 1 … 100 歪み具合い
b [O]Output Level 0 … 50 オーバードライブの出力レベル
Src Off…Tempo オーバードライブの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 オーバードライブの出力レベルのモジュレーション量
c [O]Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
d [O]Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
e [O]Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
AMP SIM
f [A]Amplifier Type SS, EL84, 6L6 ギター・アンプのタイプ
g Routing OD/HG › Amp, Amp › OD/HG オーバードライブとアンプンの接続順序の切り替え
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Wah + Amp Sim

モノラル・タイプのワウとアンプ・シミュレーションの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

WAH
a [W]Frequency Bottom 0 … 100 ワウの中心周波数の下限
Frequency Top 0 … 100 ワウの中心周波数の上限
b [W]Sweep Mode Auto, D-mod, LFO オート・ワウ/モジュレーション・ソース/LFOによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=D-mod時にワウを動かすモジュレーション・ソース
c [W]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
LPF Off, On  ワウのローパス・フィルターのオン/オフ
d [W]Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet ワウのエフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション量
AMP SIM
e [A]Amplifier Type SS, EL84, 6L6 ギター・アンプのタイプ
f Routing Wah › Amp, Amp › Wah ワウとアンプ・シミュレーションの接続順序の切り替え
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Decimator + Amp

モノラル・タイプのデシメーターとアンプ・シミュレーションの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

DECIMATOR
a [D]Pre LPF Off, On  サンプリング低下による高調波ノイズ有無の選択
High Damp [%] 0 … 100 高域をカットする割合
b [D]Sampling Freq [Hz] 1.00k…48.00k サンプリング周波数
Resolution 4 … 24 データのビット長
c [D]Output Level 0 … 100 デシメーターの出力レベル
AMP SIM
d [A]Amplifier Type SS, EL84, 6L6 ギター・アンプのタイプ
e Routing Decimator › Amp, Amp › Decimator デシメーターとアンプ・シミュレーションの接続順序の切り替え
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Sim + Tremolo

モノラル・タイプのアンプ・シミュレーションとトレモロの組み合わせです。

AMP SIM
a [A]Amplifier Type SS, EL84, 6L6 ギター・アンプのタイプ
TREMOLO
b [T]LFO Waveform Triangle, Sine, Vintage, Up, Down LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
c [T]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
d [T]Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

OD / HyperGain + Wah

オーバードライブと、強烈な歪みを作り出すハイパーゲインの2つのモードを持つディストーションです。通常サイズのエフェクトよりもさらにハイゲインの設定が可能です。

a Wah Off, On ワウのオン/オフ
Src Off…Tempo ワウのオン/オフを切り替えるモジュレーション・ソースを選択
Sw Toggle, Moment ワウのオン/オフを切り替えるモジュレーション・ソースのスイッチング・モード選択
b Wah Sweep Range -10…+10 ワウのレンジ
Wah Sweep Src Off…Tempo ワウをコントロールするモジュレーション・ソース
c Drive Mode Overdrive, Hyper-Gain オーバードライブ/ハイゲインディストーションの切り替え
d Drive 1 … 120 歪み具合い
Pre Low-cut 0 … 10 ディストーションの入力での低域カット量
e Output Level 0 … 50 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 出力レベルのモジュレーション量
f Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
g Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
h Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
i Direct Mix 0 … 50 ディストーションへのダイレクト音のミックス量
Speaker Simulation Off, On  スピーカー・シミュレーションのオン/オフ
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Guitar Amp + P4EQ

歪みやトーン・コントロール回路に至るまで忠実に再現したギターアンプ・シミュレーションと、4バンド・イコライザーの組み合わせです。

「St. Guitar Cabinet (Stereo Guitar Cabinet)」 と組み合わせることで、ギターアンプ + スピーカ-・キャビネットをシュミレーションした、さらにリアルなギターサウンドが得られます。

また、ギター・アンプ+キャビネットのエフェクトを組み合わせて使用することもできますが、EQは含まれずエフェクトは1つのみです。

a Amp Type VOX AC15, VOX AC15TB, VOX AC30, VOX AC30TB,
UK BLUES, UK 70’S,
UK 80’S, UK 90’S,
UK MODERN,
US MODERN,
US HIGAIN,
BOUTIQUE OD, BOUTIQUE CL,
BLACK 2×12,
TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10
アンプの選択 
Drive Gain 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence/Cut 0 … 100 プレゼンス(高音域の音質)VOXアンプを選択すると、オリジナルのAC30のTOP CUTノブをシミュレートします。大きい値にすると、より高い周波数をカットします。
e Post P4EQ Thru, On イコライザーのスルー、オンの選択
f Band1 Cutoff [Hz] 20…1.00k 中心周波数 (バンド1)
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
g Band2 Cutoff [Hz] 50…5.00k 中心周波数 (バンド2)
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
h Band3 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中心周波数 (バンド3)
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
i Band4 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中心周波数 (バンド4)
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Amp Type

d: Presence/Cut

アンプ・タイプがVOX AC15…VOX AC30TBのときは、高音域の減衰量を設定します。それ以外のときは、高音域の増幅量を設定します。VOX社製アンプのCutノブ・コントロールに相当します。

e: Post P4EQ

「St. Guitar Cabinet (Stereo Guitar Cabinet)」 とチェーンすることで、ギター・アンプ+スピーカー・キャビネットの組み合わせをシミュレーションします。このとき、Post P4EQはThruをおすすめしますが、必要に応じてOnにして音質調整を行ってください。

Bass Tube Amp + Cab

ゲイン/ドライブ付きのベースー・アンプ+スピーカー・キャビネットのシミュレーションです。

a Amp Type アンプの選択
STUDIO COMBO MOTOWNサウンドに最適の真空管コンボ・アンプ
VOX AC100 VOX製 100W真空管アンプ AC100
UK MAJOR UK製 200W真空管アンプ
b Drive Gain 0 … 100 入力ゲイン
c Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
d Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
e Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
f Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
g Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
h Cabinet Simulator Off, On  キャビネット・シミュレーターのオン/オフ
i Cabinet Type LA – 4×10, MODERN – 4×10,
METAL – 4×10, CLASSIC -8×10,
UK – 4×12, STUDIO – 1×15,
JAZZ – 1×15, VOX AC100 – 2×15,
US – 2×15,
UK – 4×15,
LA – 1×18, COMBI – 1×12 & 1×18
キャビネット・タイプの選択
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Amp Type

i: Cabinet Type

ベース・アンプ・モデルとキャビネットのお勧めの組み合わせです。

アンプ・タイプ キャビネット・タイプ
STUDIO COMBO STUDIO – 1×15
AC100 VOX AC100 – 2×15
UK MAJOR UK – 4×15, UK – 4×12

Stereo Mic + Pre Amp

ステレオ・タイプのマイク/プリアンプ・シミュレーションです(各パラメータについては、Model + PreAmp(Mic Modeling + PreAmp)参照)。例えば、ロータリー・スピーカーなどのステレオ・ソースのマイキングをシミュレートするときに使用します。

Amp Clean Combo

1975年より販売されている2 x 12"スピーカーを搭載したアンプのクリーン・チャンネルをモデリングしました。その名のとおりクリーンなサウンドで、タイトな弾けるような響きを持ち、低音は深く引き締まった音です。ボリュームをいっぱいに上げると低域が「しゃがれた」サウンドになります。オリジナル・モデルにはプレゼンス・コントロールはなく、ブライト・スイッチがありました。本機ではPresenceがブライト・スイッチの役目を果たします。

a ドライブ 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 ハイエンドを追加するために、通常のトレブル・コントロール域よりも高い周波数をブーストします。
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp California

1963年から1968年にかけて南カリフォルニアで製造されたギター・アンプです。45W、4基の10インチ・スピーカーにより、大きくクリーンなサウンドと暖かくハスキーなサウンドで知られていました。このアンプの中域の出力とパワフルなサウンドは、クラブで引っ張りだこでした。

オリジナル・アンプのチューブ構成:12AX7 x 4(プリアンプ内)、5AR4 x 1(整流器内)、6L6 x 2(パワー・アンプ内)、12AT7 x 2

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b 音量 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Tweed

40Wアメリカ製のツイードで覆われた1957年モデルのコンボ・アンプは、2基の12インチ・スピーカーを搭載しており、クラシック・ロック、ブルースやカントリーの、滑らかでファットなディストーション、豊かな倍音を持つクリーン・トーンで知られています。ボリュームを上げることで、パワフルでパンチの効いたオーバードライブ・サウンドをも得ることができます。すぐに60年代の名立たるバンドのお気に入りとなりました。「クラシック・トーン」と言え
ば、この音色と呼んでも遜色はないでしょう。このニックネームは、ビンテージのブラウンとゴールドのグリル・クロスが張られた、ラッカー仕上げのツイードを使ったスピーカーから来たものです。

オリジナル・アンプのチューブ構成: 12AX7 x 4(プリアンプ内)、5U4 x 2(整流器内)、GT6L6 x 2(パワー・アンプ内)

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Modded OD

このモデルは、北カリフォルニアのメーカーで生産された100Wの高級プリアンプのオーバードライブ・チャンネルをモデリングしました。丸みのある美しい低域、立ち上がりの早いミッド・レンジのアタック、甘美なトレブル音に、豊かな倍音のオーバードライブ、鮮やかなクリーン・トーン、アコースティックなアタック、伸びやかなサスティンが加わり、演奏する楽しみを味わわせてくれます。

オリジナル・アンプのチューブ構成: 12AX7s x 2(プリアンプ内)、12AX7s x 1(整流器内)、EL34s(または6L6s) x 4(パワー・アンプ内)

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Guitar Cab + NR

ギター・キャビネットに、ノイズ・リダクションを加えました。

NR Sens Off, 1…100 ノイズ・リダクションの感度
a Trim 0 … 100 入力レベル
b Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
c Air 0 … 100 マイク位置の設定
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Guitar Amp + Cab

Guitar AmpエフェクトからEQを外し、キャビネットを加えました。

a Amp Type VOX AC15, VOX AC15TB, VOX AC30, VOX AC30TB,
UK BLUES, UK 70’S,
UK 80’S, UK 90’S,
UK MODERN,
US MODERN,
US HIGAIN,
BOUTIQUE OD, BOUTIQUE CL,
BLACK 2×12,
TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10
アンプの選択 
b Drive Gain 0 … 100 入力ゲイン
c Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
d Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence/Cut 0 … 100 プレゼンス(高音域の音質)VOXアンプを選択すると、オリジナルのAC30のTOP CUTノブをシミュレートします。大きい値にすると、より高い周波数をカットします。
e Cabinet Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
Cabinet Trim 0 … 100 入力レベル
Cabinet Air 0 … 100 マイク位置の設定
f Noise Gate On/Off On, Off ノイズ・ゲートのOn/Off
Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Clean Combo + Cab

Amp Clean Comboエフェクトにキャビネットを加えました。

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Cabinet Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
f Cabinet Trim 0 … 100 入力レベル
g Cabinet Air 0 … 100 マイク位置の設定
h Noise Gate On/Off On, Off ノイズ・ゲートのOn/Off
Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp California + Cab

Amp Californiaエフェクトにキャビネットを加えました。

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Cabinet Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
f Cabinet Trim 0 … 100 入力レベル
g Cabinet Air 0 … 100 マイク位置の設定
h Noise Gate On/Off On, Off ノイズ・ゲートのOn/Off
Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Tweed + Cab

Amp Tweedエフェクトにキャビネットを加えました。

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Cabinet Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
f Cabinet Trim 0 … 100 入力レベル
g Cabinet Air 0 … 100 マイク位置の設定
h Noise Gate On/Off On, Off ノイズ・ゲートのOn/Off
Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Amp Modded OD + Cab

Amp Modded ODに、キャビネットを加えました。

a Drive 0 … 100 入力ゲイン
b Volume 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
c Bass 0 … 100 ベース(低音域)のレベル
Middle 0 … 100 プレゼンス(中音域)のレベル
d Treble 0 … 100 トレブル(高音域)のレベル
Presence 0 … 100 プレゼンス(高音域)のレベル
e Cabinet Type TWEED – 1×12,
TWEED – 4×10,
BLACK – 2×10,
BLACK – 2×12,
VOX AC15 – 1×12,
VOX AC30 – 2×12,
VOX AD412 – 4×12,
UK H30 – 4×12,
UK T75 – 4×12,
US V30 – 4×12
キャビネット・タイプの選択
f Cabinet Trim 0 … 100 入力レベル
g Cabinet Air 0 … 100 マイク位置の設定
h Noise Gate On/Off On, Off ノイズ・ゲートのOn/Off
Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

CX-3 Amp

古典的なトーン・ホイール・オルガンのアンプを詳細にモデリングしています。3バンドのイコライザーを使えば、このアンプ・シミュレーターで多彩なディストーション・サウンドを作り出せます。このアンプ・モデルは特にオルガン音に適しています。

2つのアンプ・モデルから1つ選ぶか、オルガンのプリアンプから直接ライン出力できます。Type 1はオルガンの標準的なパワー・アンプで、 暖かく厚みのある音を生み出します。

Type 2はやや無機質な音を出し、Type 1よりも高域です。プリアンプは、オルガンから直接ライン出力した音で、アンプ・ゲインはありません(他の調整はすべて付随します)。

AMP
a Type Amp Type 1, 2, Preamp アンプ・モデルの種類プリアンプはアンプ・ゲインにバイパスします
Gain 0 … 100 Type 1またはType 2を設定した際のゲイン。Amp TypeがPre Ampであれば適用されません。
オーバードライブとディストーションのレベルはエクスプレッション・ペダルで調整できます。Gainを上げると、ディストージョンが強まります。Gainが0であればアンプは常にひずみがないままです。
Src Off…Tempo ゲインの音量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量
EQ
b Bass -10 … +10 低域の周波数を調整します。
Middle -10 … +10 中域の周波数を調整します。
Treble -10 … +10 高域の周波数を調整します。
OUTPUT
c Level 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量
EXPRESSION
d Minimum 0 … 100 最低限使用できる値
Expression 0 … 100 開始値
Src Off…Tempo エクスプレッション・レベルのモジュレーション・ソース
Expression Mode Add エクスプレッション・ペダルが設定したエクスプレッション・パラメーターと連動します
Multiple エクスプレッション・ペダルの動作が設定したエクスプレッション・パラメーターと連動します。エクスプレッション・パラメーターは最大値を設定します
Overwrite エクスプレッション・ペダルがエクスプレッション・レベルを調整します。

Delay

L/C/R Delay

3つのタップがそれぞれ左、右、中央に出力されるマルチタップ・ディレイです。ディレイ音の左右の広がりを調節することができます。

a L Delay Time [msec] 0 … 2730 タップLのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップLの出力レベル
b C Delay Time [msec] 0 … 2730 タップCのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップCの出力レベル
c R Delay Time [msec] 0 … 2730 タップRのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップRの出力レベル
d Feedback (C Delay) -100 … +100 タップCのフィードバック量
Src Off…Tempo タップCのフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップCのフィードバック量のモジュレーション量
e High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
f Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
g Spread 0 … 50 エフェクト音の定位する幅
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

e: High Damp [%]

e: Low Damp [%]

高域/低域の減衰量をそれぞれ設定します。ディレイ音はフィードバックするごとに、音質がだんだん暗く/軽くなっていきます。

g: Spread

エフェクト音の定位する幅を設定します。50で最大に広がり、0では両チャンネルのエフェクト音をセンターから出力します。

Stereo/Cross Delay

ステレオ・タイプのディレイです。フィードバックの接続を変えて、ディレイ音が左右に飛び交うクロス・フィードバック・ディレイとしても使用できます。

a Stereo/Cross Stereo, Cross ステレオ・ディレイ/クロス・フィードバック・ディレイの切り替え
b L Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 左チャンネルのディレイ・タイム
c R Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 右チャンネルのディレイ・タイム
d L Feedback -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt L -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
e R Feedback -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量
Amt R -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Spread -50 … +50 エフェクト音の定位する幅
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Multitap Delay

左右にそれぞれ2タップのディレイを持った、ステレオ・マルチタップ・ディレイです。フィードバックやタップ出力の接続を切り替えられるので、さまざまなパターンの複雑なエフェクト音を作り出すことが可能です。

a モード Normal, Cross Feedback, Cross Pan1, Cross Pan2 左右のディレイの接続の切り替え
b Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
c Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
d Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
e Feedback (Tap2) -100 … +100 タップ2のフィードバック量
Src Off…Tempo タップ2のフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップ2のフィードバック量のモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Spread -100 … +100 エフェクト音の定位する幅
Src Off…Tempo エフェクト音の定位する幅のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト音の定位する幅のモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Mode

左右のディレイの接続を上図のように替えることによって、ディレイの左右のパンニングの仕方が変わります。ただし、このパラメーターの効果を表わすためには、左右のチャンネルに異なった音の入力が必要です。

d: Tap1 Level

タップ1の出力レベルを設定します。タップ2との音量差をつけることによって、単調になりがちなディレイ、フィードバックにグルーブ感をもたせます。

Stereo Mod Delay

ディレイ・タイムをLFOでスイープさせることができるステレオ・ディレイです。音程も変化して聞こえるので、うねりやゆらぎのあるディレイ音を得ることができます。また、モジュレーション・ソースでディレイ・タイムを動かすこともできます。

a Modulation Mode LFO, D-mod LFOモジュレーション/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
b D-mod Modulation L/R:+/+, L/R:+/– モジュレーション・ソースによるコントロールの左右の反転
Src Off…Tempo ディレイ・タイムをコントロールするモジュレーション・ソース
Response 0 … 30 モジュレーション・ソースに対する反応の速さ
c LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
d LFO Sync Off, On  LFOリセットのオン/オフ
Src Off…Tempo LFOをリセットさせるモジュレーション・ソース
e LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
f MIDI Sync Off, On LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
g L LFO Phase [deg] -180 … +180 左チャンネルのLFOリセット時の位相
L Depth 0 … 200 左チャンネルのLFO変調の深さ
h R LFO Phase [deg] -180 … +180 右チャンネルのLFOリセット時の位相
R Depth 0 … 200 右チャンネルのLFO変調の深さ
i L Delay Time [msec] 0.0 … 1000.0 左チャンネルのディレイ・タイム
L Feedback -100 … +100 左チャンネルのディレイのフィードバック量
j R Delay Time [msec] 0.0 … 1000.0 右チャンネルのディレイ・タイム
R Feedback -100 … +100 右チャンネルのディレイのフィードバック量
k Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: D-mod Modulation

モジュレーション・ソースによるコントロール時に、左右のモジュレーションの方向を反転させます。

d: LFO Sync

d: Src

g: L LFO Phase [deg]

h: R LFO Phase [deg]

LFO Syncをオンにすると、モジュレーション・ソースを受けてLFOをリセットさせることができます。

SrcでLFOをリセットさせるモジュレーション・ソースを設定します。ゲートなどに割り当てて、毎回決まったところからスイープをスタートさせることができます。

L LFO Phase、R LFO Phaseで左右のLFOのリセット時の位相を設定します。これによってスイープの音程変化を、左右別々に設定できます。

Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。この値が64未満から64以上に変わるときをトリガーとして、LFOはL LFO Phase、R LFO Phaseで設定した位相にリセットします。

Stereo Dynamic Delay

入力信号の大きさによってレベルをコントロールするステレオ・ディレイです。強く弾いたときだけディレイをかけたり、音量が小さいときだけディレイをかけるダッキング・ディレイとして使うこともできます。

——————————————–

a Control Target None, Out, FB レベル・コントロールなし/エフェクト音のレベル/フィードバックの切り替え
Polarity +, – レベル・コントロールの反転
b Threshold 0 … 100 効果のかかるレベル
Offset 0 … 100 レベル・コントロールのオフセット
c Attack 1 … 100 レベル・コントロールのアタックタイム
d Release 1 … 100 レベル・コントロールのリリース・タイム
e L Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 左チャンネルのディレイ・タイム
f R Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 右チャンネルのディレイ・タイム
g Feedback -100 … +100 フィードバック量
h High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
i Spread -100 … +100 エフェクト音の定位する幅
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Control Target

レベル・コントロール無しか、ディレイの出力レベル/フィードバック量のどちらをコントロールするかを切り替えます。

a: Polarity

b: Threshold

b: Offset

c: Attack

d: Release

Offsetでは、レベル・コントロールがかからないときのControl Targetの値を(Noneに設定)、パラメーター設定値に対する割合で設定します(Wet/Dry値とControlTarget=Outputレベル、またはFeedback値とControl Target=Feedback)。

Polarityが+の場合、Control Targetは、入力信号がThresholdより小さいときはパラメーター設定値にOffsetの値をかけた値、Thresholdより大きいときはパラメーター設定値になります。

Polarityが-の場合、入力信号がThresholdより小さいときはパラメーター設定値に、Thresholdより大きいときはパラメーター設定値にOffsetの値をかけた値になります。

Attack、Releaseでは、ディレイのレベル・コントロールのアタック・タイム、リリース・タイムを設定します。

Stereo AutoPan Delay

ディレイ音の定位をLFOで左右にパンニングさせるステレオ・ディレイです。

a L Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 左チャンネルのディレイ・タイム
L Feedback -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量
b R Delay Time [msec] 0.0 … 1360.0 右チャンネルのディレイ・タイム
R Feedback -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量
c High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
d LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
e Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
f Panning Freq [Hz] 0.02 … 20.00 パンニング・スピード
g MIDI Sync Off, On  パンニング・スピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note パンニング・スピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 パンニング・スピードを指定する音符の数
h Panning Depth 0 … 100 パンニング幅
Src Off…Tempo パンニング幅のモジュレーションソース
Amt -100 … +100 パンニング幅のモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Tape Echo

3つの再生ヘッドを持つテープ・エコーをシミュレートしたエフェクトです。磁気テープによる歪みや音色変化も再現しています。

a Delay (Tap1) [msec] 0 … 2700 ディレイ・タイム(タップ1)
Src Off…Tempo ディレイ・タイムのモジュレーション・ソース
Amt –2700…+2700 ディレイ・タイムのモジュレーション量
b Tap2 Position [%] 0 … 100 タップ2の、タップ1ディレイ・タイムに対する割合
c Tap3 Position [%] 0 … 100 タップ3の、タップ1ディレイ・タイムに対する割合
d Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
Pan L, 1…99, R タップ1のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ1のフィードバック量
e Tap2 Level 0 … 100 タップ2の出力レベル
Pan L, 1…99, R タップ2のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ2のフィードバック量
f Tap3 Level 0 … 100 タップ3の出力レベル
Pan L, 1…99, R タップ3のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ3のフィードバック量
g Feedback  0 … 100 タップ1、2、3フィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィードバック量
h High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
i Saturation 0 … 100 歪み具合
j Input Trim 0 … 100 入力ゲイン
Pre Tone 0 … 100 入力音の音質
k Wow Flutter [Hz] 0.02 … 1.00 ピッチの揺れる周波数
Wow Flutter depth 0 … 100 ピッチの揺れの深さ
l Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Delay (Tap1) [msec]

a: Src

a: Amt

b: Tap2 Position [%]

b: Tap3 Position [%]

タップ2、3のディレイ・タイムはDelay(Tap1)に対する割合(%)で設定します。ダイナミック・モジュレーションでDelay(Tap1)を変化させた場合も、タップ2、3は同じ割合のまま変化します。

d: FB Amt

e: FB Amt

f: FB Amt

g: Feedback

Tap1、2、3からのフィードバック出力はそれぞれFB Amtに応じてミックスされ、その後Feedbackで最終的なフィードバック量が決定します。

Sequence BPM Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできる4タップ・ディレイです。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
b Rhythm Pattern x…eee3 リズム・パターン
c Tap1 Pan L, 1…99, R タップ1の定位
Tap2 Pan L, 1…99, R タップ2の定位
Tap3 Pan L, 1…99, R タップ3の定位
Tap4 Pan L, 1…99, R タップ4の定位
d Feedback -100 … +100 フィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィードバック量
e High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
f Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: BPM

b: Rhythm Pattern

BPMの数値で指定したテンポ(BPMをMIDIにすると、MIDIクロックによるテンポ)で1拍分の長さがフィード・バックするディレイ・タイムになり、各タップが等間隔となります。

Rhythm Patternを選択することによって各タップの出力のオン/オフを自動的に設定します。BPMをMIDIにすると、BPMの下限は44になります。

L/C/R BPM Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるL/C/Rディレイです。アルペジエーターやシーケンサーに同期させることができます。リアルタイムの演奏でも、テンポをあらかじめ入力しておけば、曲に合わせたディレイを得ることができます。ディレイ・タイムは音符単位で設定することができます。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? —, OVER! ディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
b L Delay Base Note タップLのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップLのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップLの出力レベル
c C Delay Base Note タップCのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップCのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップCの出力レベル
d R Delay Base Note タップRのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップRのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップRの出力レベル
e Feedback (C Delay) -100 … 100 タップCのフィードバック量
Src Off…empo タップCのフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … 100 タップCのフィードバックのモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
g Input Level Dmod [%] -100 … 100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…empo 入力レベルのモジュレーション・ソース
h Spread 0 … 50 エフェクト音の定位する幅
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Time Over?

ディレイ・タイムは最長5,460msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Stereo BPM Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるステレオ・ディレイです。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? L  —, OVER! 左チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
R —, OVER! 右チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
b L Delay Base Note 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Adjust [%] -2.50 … .50 左チャンネルのディレイ・タイムの微調整
c R Delay Base Note 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Adjust [%] -2.50 … .50 右チャンネルのディレイ・タイムの微調整
d L Feedback -100 … 100 左チャンネルのフィードバック量
Src Off…empo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt L -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
e R Feedback -100 … 100 右チャンネルのフィードバック量
Amt R -100 … 100 右チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … 100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…empo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…empo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Time Over? L, R

ディレイ・タイムは最長2,730msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Stereo BPM Multitap Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできる4タップ・ディレイです。

a モード Normal,
CrossFeedback,
Cross Pan1,
Cross Pan2
左右のディレイの接続の切り替え
b BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? 1 —, OVER! タップ1のディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
2 —, OVER! タップ2のディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
c Tap 1 Base Note タップ1のディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップ1のディレイ・タイムを指定する音符の数
d Tap 2 Base Note タップ2のディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップ2のディレイ・タイムを指定する音符の数
e Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
f Feedback (Tap2) -100 … +100 タップ2のフィードバック量
Src Off…Tempo タップ2のフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップ2のフィードバック量のモジュレーション量
g High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Spread -100 … +100 エフェクト音の定位する幅
Src Off…Tempo エフェクト音の定位する幅のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト音の定位する幅のモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo BPM Mod Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるステレオ・モジュレーション・ディレイです。

a Modulation Mode LFO, D-mod LFOモジュレーション/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
b D-mod Modulation L/R:+/+, L/R:+/– モジュレーション・ソースによるコントロールの左右の反転
Src Off…Tempo ディレイ・タイムをコントロールするモジュレーション・ソース
Response 0 … 30 モジュレーション・ソースに対する反応の速さ
c LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
d LFO Sync Off, On  LFOリセットのオン/オフ
Src Off…Tempo LFOをリセットさせるモジュレーション・ソース
e LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
f MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
g L LFO Phase [deg] -180 … +180 左チャンネルのLFOリセット時の位相
Depth 0 … 200 左チャンネルのLFO変調の深さ
h R LFO Phase [deg] -180 … +180 右チャンネルのLFOリセット時の位相
Depth 0 … 200 右チャンネルのLFO変調の深さ
i BPM(Delay) MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? L  —, OVER! 左チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
R —, OVER! 右チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
j L Delay Base Note 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Feedback -100 … +100 左チャンネルのディレイのフィードバック量
k R Delay Base Note 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Feedback -100 … +100 右チャンネルのディレイのフィードバック量
l Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

i: Time Over? L, R

ディレイ・タイムは最長2,550msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Stereo BPM AutoPan Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるステレオ・オート・パンニング・ディレイです。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? L —, OVER! 左チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
R —, OVER! 右チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
b L Delay Base Note 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Feedback -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量
c R Delay Base Note 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Feedback -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量
d High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
e LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
LFO Phase  -180 … +180 左右のLFOの位相差
f Panning Freq [Hz] 0.02 … 20.00 パンニング・スピード
g MIDI Sync Off, On  パンニング・スピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note パンニング・スピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 パンニング・スピードを指定する音符の数
h Panning Depth 0 … 100 パンニング幅
Src Off…Tempo パンニング幅のモジュレーションソース
Amt -100 … +100 パンニング幅のモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Tape Echo BPM

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるテープ・エコーです。

a BPM (Delay) MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Tap1 Dmod Src Off…Tempo ディレイ・タイムのモジュレーション・ソース
b Tap1 Delay Note ディレイ・タイム(タップ1)を指定する音符の種類
Times x1…x32 ディレイ・タイム(タップ1)を指定する音符の数
Time Over?  —, OVER! ディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
c Tap1 Dmod Note モジュレーションが最大の時のディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 モジュレーションが最大の時のディレイ・タイムを指定する音符の数
d Tap2 Position [%] 0 … 100 タップ2の、タップ1ディレイ・タイムに対する割合
e Tap3 Position [%] 0 … 100 タップ3の、タップ1ディレイ・タイムに対する割合
f Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
パン L, 1…99, R タップ1のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ1のフィードバック量
g Tap2 Level 0 … 100 タップ2の出力レベル
パン L, 1…99, R タップ2のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ2のフィードバック量
h Tap3 Level 0 … 100 タップ3の出力レベル
パン L, 1…99, R タップ3のステレオ定位
FB Amt -100 … +100 タップ3のフィードバック量
i Feedback  0 … 100 タップ1、2、3フィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィードバック量のモジュレーション量
j High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
k Saturation 0 … 100 歪み具合
l Input Trim 0 … 100 入力ゲイン
Pre Tone 0 … 100 入力音の音質
m Wow Flutter [Hz] 0.02 … 1.00 ピッチの揺れる周波数
Wow Flutter depth 0 … 100 ピッチの揺れの深さ
n Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Tap1 Dmod Src

b: Tap1 Delay Note

b: Times

c: Tap1 Dmod Note

c: Times

Tap1 Dmod SrcがOffまたは選択されたモジュレーションが0のとき、ディレイ・タイムはTap1 Delay NoteとTimesで設定した長さになります。

Tap1 Dmod SrcでOff以外が選択されているときは、モジュレーションが最大にかかったときにTap1 Dmod NoteとTimesで設定した様に変化します。

b: Time Over?

ディレイ・タイムは最長5,400msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

L/C/R Long Delay

3つのタップがそれぞれ左、右、中央に出力されるマルチタップ・ディレイです。ディレイ・タイムが最長5,460msecまで設定できます。

a L Delay Time [msec] 0 … 5460 タップLのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップLの出力レベル
b C Delay Time [msec] 0 … 5460 タップCのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップCの出力レベル
c R Delay Time [msec] 0 … 5460 タップRのディレイ・タイム
Level 0 … 50 タップRの出力レベル
d Feedback (C Delay) -100 … +100 タップCのフィードバック量
Src Off…Tempo タップCのフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップCのフィードバックのモジュレーション量
e High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
f Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
g Spread 0 … 50 エフェクト音の定位する幅
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

St/Cross Long Delay (Stereo/Cross Long Delay)

ステレオ・タイプのディレイです。フィードバックの接続を変えて、ディレイ音が左右に飛び交うクロス・フィードバック・ディレイとしても使用できます。ディレイ・タイムが最長2,730msecまで設定できます。

a Stereo/Cross Stereo, Cross ステレオ・ディレイ/クロス・フィードバック・ディレイの切り替え
b L Delay Time [msec] 0.0 … 2730.0 左チャンネルのディレイ・タイム
c R Delay Time [msec] 0.0 … 2730.0 右チャンネルのディレイ・タイム
d L Feedback -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
e R Feedback -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量
Amt -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Spread -50 … +50 エフェクト音の定位する幅
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Hold Delay

入力信号を録音して、繰り返し再生するエフェクトです。モジュレーション・ソースを使って録音開始やリセットをコントロールすることができます。そのためリアルタイム・パフォーマンスに手軽に利用できます。

a Loop Time [msec] Auto, 1…10800 ループ時間の自動設定モード/ループ時間
b Loop BPM Sync Off, On  ディレイタイムの時間による設定/テンポと音符による設定の切り替え
c BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? —, OVER! MIDI/Tempo Sync=On時、ディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
d Loop Base Note ディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 ディレイ・タイムを指定する音符の数
e REC Control Src Off…Tempo 録音用コントロール・ソース
f RST Control Src Off…Tempo リセット用コントロール・ソース
g Manual REC Control REC Off, REC On  録音スイッチ
h Manual RST Control Off, RESET  リセット・スイッチ
i パン L100…L1, C, R1…R100 エフェクトのステレオ定位
Src Off…Tempo エフェクトのステレオ定位のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクトのステレオ定位のモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Loop Time [msec]

Autoにすると、ループ時間の自動設定モードになります。それ以外ではループ時間の設定をします。

自動設定モードのときは、リセットされた後で録音した時間(モジュレーション・ソースまたはManual REC Controlをオンにしている時間)がループ時間となります。ただし、最長10,800msecを超えた場合、ループ時間は自動的に10,800msecにセットします。

c: Time Over?

ディレイ・タイムは最長10,800msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

b: Loop BPM Sync

c: BPM

d: Loop Base Note

d: Times

Loop BPM Syncがオンの場合、Timesでの設定は無視され、ループ時間はBPM、Loop Base Note、Timesによって決定されます。この場合も10,800msecを超えることはできません。

“Hold”の設定 (Loop Time = Autoのとき)

  1. 各パラメーターの選択肢です。
    パラメーター オプション
    Loop Time [msec] Auto
    REC Control Src JS +Y: #01
    RST Control Src JS –Y: #02
    Manual REC ControlJS –Y: #02 REC Off
    Manual RST Control RESET
    Loop BPM Sync Off

    リセットがオンになっていると、すでに録音されている場合は消去されますので、十分に注意してください。
  2. Manual RST Control:Offに設定します。
    リセットは解除され、録音待機状態になります。
  3. ジョイスティックを+Y側(前方)に倒して、そのままホールドさせたいフレーズを演奏してください。ジョイスティックを元の位置に戻すと録音を終了し、今演奏したフレーズをホールドします。
    ループ・タイムの自動設定は、リセット後の最初の録音時のみ行われます。また10,800msecを超えると、ループ・タイムは自動的に10800msecに設定します。(Timesを1~10,800msecにしたときは、このジョイスティックを倒してから戻すまでの時間に関係なく、設定されたループ・タイムになります。ただし、録音の方法は同じです。ジョイスティックを倒している間の演奏をホールドします。)
  4. 録音に失敗した場合は、ジョイスティックを-Y側(後ろ)に倒してリセットをかけます。これで今録音したものは消去されます。もう一度手順4を繰り返してください。
  5. 録音したフレーズは延々と繰り返されます。伴奏を作成する際に使用することができます。
  6. 再度ジョイスティックを+Y側(前)に倒すと、ホールド中のフレーズの上にオーバー・ダブすることもできます。

e: REC Control Src

g: Manual REC Control

REC Control Srcでは、録音をコントロールするモジュレーション・ソースを選択します。

このモジュレーション・ソースをオンに、またはManual REC ControlをOnにすると、入力信号を録音することができます。すでに録音した状態では、その上からさらにオーバー・ダブされていきます。

REC Control Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。

f: RST Control Src

h: Manual RST Control

RST Control Srcでは、リセットをコントロールするモジュレーション・ソースを選択します。

このモジュレーション・ソースをオンに、または“Manual RST Control”をRESETにすると、すでに録音したものを消去することができます。ループ時間が自動設定モードのときはループ時間もリセットします。

RST Control Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。

LCR BPM Long Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるL/C/Rディレイです。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? —, OVER! ディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
b L Delay Base Note タップLのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップLのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップLの出力レベル
c C Delay Base Note タップCのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップCのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップCの出力レベル
d R Delay Base Note タップRのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 タップRのディレイ・タイムを指定する音符の数
Level 0 … 50 タップRの出力レベル
e Feedback (C Delay) -100 … +100 タップCのフィードバック量
Src Off…Tempo タップCのフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップCのフィードバックのモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
g Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
h Spread 0 … 50 エフェクト音の定位する幅
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Time Over?

ディレイ・タイムは最長10,920msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Stereo BPM Long Delay

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるステレオ・ディレイです。

a BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? L —, OVER! 左チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
R —, OVER! 右チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
b L Delay Base Note 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Adjust [%] -2.50 … +2.50 左チャンネルのディレイ・タイムの微調整
c R Delay Base Note 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
Adjust [%] -2.50 … +2.50 右チャンネルのディレイ・タイムの微調整
d L Feedback -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
L Amt -100 … +100 左チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
e R Feedback -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量
R Amt -100 … +100 右チャンネルのフィードバック量のモジュレーション量
f High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Time Over? L, R

ディレイ・タイムは最長5,460msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」と表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Classic Tape Echo

最も評判の高いアナログ・テープ・エコーのモデリングです。もともとエコーは、再生ヘッドで作られ、ディレイ・タイムはモーターのスピードを変化させて設定していました。プロ・ミュージシャンがこの「原始的な」テープ・エコーを好むのは、暖かく暗いエコーを生むからです。

a Time 0 … 2700 ディレイ・タイム
Src Off…Tempo ディレイ・タイムのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ディレイ・タイムのモジュレーション量
b Feedback  0 … 100 フィードバック量
Src Off…Tempo フィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィードバック量のモジュレーション量
c Tone 0 … 99 トーンの設定
サチュレーション・ステージの前に、カットしたアナログ・テープ・ディレイの高域をモデリングします。小さい値にするほど暗い音色になります。
メイン出力とフィードバックの両方で高い周波数がカットされます。大きい値にするほど音色が明るい音色になります。
d Low Damp [%] 0 … 100 低域の減衰量
e Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo Input Level Dmodのモジュレーション・ソースSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

ダイナミクス

Stereo Compressor

入力信号を圧縮して、音のつぶをそろえてパンチを与えるエフェクトです。ギター、ピアノ、ドラムの音色に効果的です。ステレオ・コンプレッサーです。左右のチャンネルをリンクするか、各チャンネルを独立させて使用することができます。

a Envelope Select L/R Mix, L/R Individually 左右のチャンネルのリンク/独立の切り替え
b Sensitivity 1 … 100 感度
c Attack 1 … 100 アタックの強さ
d EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
e Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
f Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
g Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
Src Off…Tempo コンプレッサーの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コンプレッサーの出力レベルのモジュレーション量
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo エフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト・バランスのモジュレーション量

a: Envelope Select

左右のチャンネルをリンクしてミックスした信号で同時にコントロールするか、または左右のチャンネルを独立して動作させるかを切り替えます。

b: Sensitivity

g: Output Level

Sensitivityパラメーターは、コンプレッサーの感度を設定します。この値が大きいほど、小さなレベルの音が持ち上がります。Sensitivityを上げると全体的に音量が大きくなります。

Output Levelで最終的な音量を調節します。

c: Attack

コンプレッサー独特のアタック感の強さをコントロールします。

Stereo Limiter

入力信号の音量を一定にするエフェクトです。コンプレッサーと似ていますが、リミッターは設定したレベル以上の音のみを圧縮して、不必要なピークを抑えます。またトリガー信号(リミッターの効き方をコントロールする)にピーキング・タイプのイコライザーをかけられるので、反応する帯域を自由に設定できます。ステレオ・リミッターのエフェクトです。左右のチャンネルをリンクするか、各チャンネルを独立させて使用することができます。

a Envelope Select L/R Mix, L Only, R Only, L/R Individually 左右のリンク/左のみでのコントロール/右のみでのコントロール/独立の選択
b Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1,Inf : 1 信号の圧縮比
c Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
v Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
e Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 出力ゲイン
Src Off…Tempo 出力ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -63 … +63 出力ゲインのモジュレーション量
f Side PEQ Insert Off, On  トリガー信号のイコライザーのオン/オフ
Trigger Monitor Off, On  エフェクト出力/トリガー信号モニターの切り替え
g Side PEQ Cutoff [Hz] 20…12.00k トリガー信号のイコライザーの中心周波数
Q 0.5 … 10.0 トリガー信号のイコライザーの帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 トリガー信号のイコライザーのゲイン
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo ダイナミック・モジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Envelope Select

L/R Mixにすると、左右のチャンネルをリンクして、左右ミックスした信号で同時にコントロールします。L Only( R Only)にすると、左右のチャンネルをリンクして、左チャンネル(右チャンネル)の信号のみで同時にコントロールします。

L/R Individuallyにすると、左右独立して動作します。

b: Ratio

c: Threshold [dB]

e: Gain Adjust [dB]

Ratioは、信号の圧縮率を設定します。トリガー信号の大きさが、Thresholdで設定したレベルを超えたときのみ圧縮がかかります。

リミッターの場合、圧縮をかけると全体的にレベルが下がるので、Gain Adjustで調節してください。

d: Attack

d: Release

圧縮のアタック・タイムとリリース・タイムを設定します。値を大きくするほどゆっくりと圧縮がかかるようになります。

f: Trigger Monitor

これをOnにすると、エフェクト音は出力されず、トリガー信号を出力します。イコライザーをかけたトリガー信号を確認したい場合に使います。

通常はOffにしておきます。

f: Side PEQ Insert

g: Side PEQ Cutoff [Hz]

g: Q

g: Gain [dB]

トリガー信号にかかるイコライザーの設定をします。

リミッターは、このイコライザーを通した後のトリガー信号で圧縮する/しないを判断します。イコライザーの設定により、リミッターの反応する周波数帯域を自由に設定することができます。

Multiband Limiter

入力信号を低域/中域/高域に分けてリミッターをかけるエフェクトです。帯域ごとにダイナミクスをコントロールできるので、イコライザーとは異なる効果で低域/中域/高域の音圧を調節できます。

a Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
b Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
c Attack 1 … 100 アタック・タイム
d Release 1 … 100 リリース・タイム
e Low Offset [dB] -40 … 0 低域のトリガー信号のゲイン
f Mid Offset [dB] -40 … 0 中域のトリガー信号のゲイン
g High Offset [dB] -40 … 0 高域のトリガー信号のゲイン
h Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 出力ゲイン
Src Off…Tempo 出力ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -63 … +63 出力ゲインのモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

e: Low Offset [dB]

f: Mid Offset [dB]

g: High Offset [dB]

トリガー信号のゲインを設定します。

例えば、高域のみ圧縮をかけたくない場合、High Offsetによって高域のトリガー信号のレベルを下げてThresholdレベル以下になるように調節します。すると高域のリミッターは反応しなくなり、圧縮がかからなくなります。

Stereo Mastering Limiter

楽曲のマスタリング等に最適化されたステレオ・リミッターです。

a Threshold [dB] -30.0 … 0.0 圧縮のかかるレベル
b Out Ceiling [dB] -30.0 … 0.0 出力ゲイン
c Release [msec] 0.50 … 1000.0 リリース・タイム
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Gate

設定したレベルより小さな入力信号をミュートするエフェクトです。ゲートのオン/オフを反転させたり、ノート・オン/オフで直接ゲートのオン/オフを切り替えることも可能です。

a Envelope Source D-mod, Input D-modコントロールする/入力信号をトリガーとして使用/FX Control Bus1を使用/FX Control Bus2を使用の選択
b Envelope Select L/R Mix, L Only, R Only 左右のリンク/左のみでのコントロール/右のみでのコントロールの選択
Src Off…Tempo Envelope Src=D-mod時のゲートをコントロールするモジュレーション・ソース
c Threshold 0 … 100 ノイズ・ゲートを動作させる“しきい値”
Polarity +, – ゲート・オン/オフの非反転/反転の切り替え
d Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
e Delay Time [msec] 0 … 100 ゲート入力のディレイ・タイム
f Side PEQ Insert Off, On  トリガー信号のイコライザーのオン/オフ
Trigger Monitor Off, On  エフェクト出力/トリガー信号モニターの切り替え
g Side PEQ Cutoff [Hz] 20…12.00k トリガー信号のイコライザーの中心周波数
Q 0.5 … 10.0 トリガー信号のイコライザーの帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 トリガー信号のイコライザーのゲイン
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

c: Threshold

d: Attack

d: Release

Thresholdは、Envelope SelectがL/R Mix、L OnlyまたはR Onlyのときにゲートのかかるレベルを設定します。

Attack、Releaseは、ゲートのアタック・タイム、リリース・タイムを設定します。

c: Polarity

ゲート・オン/オフの動作が反転します。-にすると設定したレベルより入力信号が大きいときにゲートが閉まります。モジュレーション・ソースによる開閉も逆になります。

e: Delay Time [msec]

ゲートへの入力のディレイ・タイムを設定します。アタック・タイムを短めにするときはディレイ・タイムを長くして、ゲートが開いてから音が入力されるように調節します。

Stereo Multiband Limiter

ステレオ・タイプのマルチバンド・リミッターです。

a Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
b Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
c Attack 1 … 100 アタック・タイム
d Release 1 … 100 リリース・タイム
e Low Offset [dB] -40 … 0 低域のトリガー信号のゲイン
f Mid Offset [dB] -40 … 0 中域のトリガー信号のゲイン
g High Offset [dB] -40 … 0 高域のトリガー信号のゲイン
h Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 出力ゲイン
Src Off…Tempo 出力ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -63 … +63 出力ゲインのモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Dynamic Compressor

入力信号のダイナミック・レンジを減少させ、レベルを調整してパンチを与えます。ギター、ピアノ、ドラムの音色に効果的です。ステレオ・タイプで、左と右のチャンネルをリンクしたり、各チャンネルを独立させて使用することができます。

a Sensitivity 1 … 100 圧力量値を大きくすると低いレベルの音がブーストし、全体の音量が上がります最終的な音量を調整するには、Levelを使用します
b Attack 1 … 100 アタックの強さ
c Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
Src Off…Tempo コンプレッサーの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コンプレッサーの出力レベルのモジュレーション量
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo エフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト・バランスのモジュレーション量

 

フィルター(EQおよびフィルター)

Stereo Parametric 4EQ

ステレオ・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーです。バンド1、4はタイプをピーキングまたはシェルビングかを選択できます。バンド2はダイナミック・モジュレーションによるゲインのコントロールができます。

a Trim 0 … 100 入力レベル
b Band1 Type Peaking,Shelving-Low バンド1のタイプ
c Band4 Type Peaking,Shelving-High バンド4のタイプ
d Band2 Dynamic Gain Src Off…Tempo バンド2のゲインのモジュレーション・ソース
Amt [dB] -18.0 … +18.0 バンド2のゲインのモジュレーション量
e Band1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 バンド1のゲイン
f Band2 Cutoff [Hz] 50…10.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 バンド2のゲイン
g Band3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 バンド3のゲイン
h Band4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 バンド4のゲイン
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: Band1 Type

c: Band4 Type

バンド1、4のフィルター・タイプを選択します。

e, f, g, h: Q

各イコライザーの帯域幅を設定します。この値が大きいほどイコライザーがかかる範囲は狭く、鋭くなります。

d: Band2 Dynamic Gain Src

d: Amt [dB]

バンド2については、モジュレーション・ソースでゲインを変化させることができます。

Stereo 6 Band EQ

Stereo Parametric 4EQエフェクトと同じですが、ハイパスおよびローパス・フィルターが加わります(「Stereo Parametric 4EQ」参照)。

Stereo Graphic 7EQ

ステレオ・タイプの7バンド・グラフィック・イコライザーです。バンドごとのゲイン設定をバーグラフで表示することによって、周波数特性を視覚的にとらえることができます。音色に合わせて、各バンドの中心周波数の設定を12通りのタイプに切り替えられます。

a タイプ 1: Wide 1,
2: Wide 2,
3: Wide 3,
4: Half Wide 1,
5: Half Wide 2,
6: Half Wide 3,
7: Low,
8: Wide Low,
9: Mid,
10: Wide Mid,
11: High,
12: Wide High
各バンドの中心周波数の組み合わせを選択 
b Trim 0 … 100 入力レベル
c Band1 [dB] -18.0 … +18.0 バンド1のゲイン
d Band2 [dB] -18.0 … +18.0 バンド2のゲイン
e Band3 [dB] -18.0 … +18.0 バンド3のゲイン
f Band4 [dB] -18.0 … +18.0 バンド4のゲイン
g Band5 [dB] -18.0 … +18.0 バンド5のゲイン
h Band6 [dB] -18.0 … +18.0 バンド6のゲイン
i Band7 [dB] -18.0 … +18.0 バンド7のゲイン
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Type

各バンドの中心周波数の組み合わせを選択します。それぞれの中心周波数は、画面右側に表示します。

3つのGraphic 7-Band EQを直列にし、それぞれを7:Low、9:Mid、11:Highにすると、80Hzから18kHzまでの21Bandのグラフィック・イコライザーが構成できます。

St.Exciter/Enhncr (Stereo Exciter/Enhancer)

音にメリハリをもたせ輪郭を強調するエキサイターと、広がりと存在感を付加するエンハンサーを組み合わせたエフェクトです。

a Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
Src Off…Tempo エキサイター効果の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エキサイター効果の深さのモジュレーション量
b Emphasis Freq 0 … 70 エキサイターが強調する周波数
Src Off…Tempo 強調する周波数のモジュレーション・ソース
Amt -70 … +70 強調する周波数のモジュレーション量
c Enhancer Delay L [msec] 0.0 … 50.0 エンハンサーの左チャンネルのディレイ・タイム
d Enhancer Delay R [msec] 0.0 … 50.0 エンハンサーの右チャンネルのディレイ・タイム
e Enhancer Depth 0 … 100 エンハンサー効果の深さ
Src Off…Tempo エンハンサー効果の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エンハンサー効果の深さのモジュレーション量
f EQ Trim 0 … 100 2バンド・イコライザーへの入力レベル
g Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
h Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Exciter Blend

エキサイター効果の深さを設定します。+の値と-の値では強調される周波数のパターンが異なります。

b: Emphasis Freq

強調する周波数を設定します。値を大きくするほど、低い周波数まで強調します。

c: Enhancer Delay L [msec]

d: Enhancer Delay R [msec]

エンハンサーの左右のチャンネルのディレイ・タイムをそれぞれ設定します。左右のディレイ・タイムを微妙にずらすことによって、ステレオ感や奥行き感をコントロールできます。

Stereo Isolator

入力信号を低域/中域/高域に分離し、それぞれの音量をコントロールするステレオ・タイプのエフェクトです。例えば、ドラムスのキック、スネアー、ハイハット音などを別々にカットしたり、ブーストしたり、リアルタイムでコントロールすることも可能です。

a Trim 0 … 100 入力レベル
b Low/Mid [Hz] 100 … 500 低域/中域の帯域分割周波数
c Mid/High [Hz] 2000 … 6000 中域/高域の帯域分割周波数
d Low Gain [dB] –Inf, –59…+12 低域のゲイン
Src Off…Tempo 低域ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -72 … +72 低域ゲインのモジュレーション量
e Mid Gain [dB] –Inf, –59…+12 中域のゲイン
Src Off…Tempo 中域ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -72 … +72 中域ゲインのモジュレーション量
f High Gain [dB] –Inf, –59…+12 高域のゲイン
Src Off…Tempo 高域ゲインのモジュレーション・ソース
Amt -72 … +72 高域ゲインのモジュレーション量
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Wah / Auto Wah

ビンテージ・ワウ・ペダルやオート・ワウのシミュレーションや、さらに幅広いレンジ設定まで可能なステレオ・タイプのワウ・エフェクトです。

a Frequency Bottom 0 … 100 ワウの中心周波数の下限
Frequency Top 0 … 100 ワウの中心周波数の上限
b Sweep Mode Auto, D-mod,LFO オート・ワウ/モジュレーション・ソース/LFOによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=D-mod時にワウを動かすモジュレーション・ソース
Respon 0 … 100 Sweep Mode=Auto, D-mod時の反応の速さ
c Envelope Sens 0 … 100 オート・ワウの感度
Envelope Shape -100 … +100 オート・ワウのスイープカーブ
d LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
e MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
f Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
Low Pass Filter Off, On  ワウのローパス・フィルターのオン/オフ
g Output Level 0 … 100 エフェクト音の出力レベル
Src Off…Tempo エフェクト音の出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト音の出力レベルのモジュレーション量
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Frequency Bottom

a: Frequency Top

ワウ・フィルターのスイープ幅と方向は、Frequency TopとFrequency Bottomの値によって決まります。

b: Sweep Mode

ワウのコントロール・モードを切り替えます。Sweep ModeをAutoにすると、入力信号の大きさの変化(エンベロープ)によってスイープするオート・ワウになります。ファンク系のギター・カッティングやクラビなどの音でたびたび使われます。

Sweep ModeをD-modにすると、ワウ・ペダルのようにモジュレーション・ソースで直接フィルターを動かすことができます。

Sweep ModeをLFOにすると、LFOによって周期的にスイープします。

c: Envelope Sens

オート・ワウの感度を設定します。入力信号が小さくて十分にスイープしないときは、この値を大きくします。また入力信号が大きすぎてフィルターの動きが一旦止まってしまうようなときには、この値を小さくします。

c: Envelope Shape

オート・ワウのスイープ・カーブを設定します。

d: LFO Frequency [Hz]

e: MIDI Sync

LFOのスピードは、MIDI/Tempo SyncをOffにするとLFO Frequencyの設定に従います。

MIDI/Tempo SyncをOnにするとBPM、Base Note、Timesの設定に従います。

e: BPM

e: Base Note

e: Times

BPMの数値で指定したテンポ(BPMをMIDIにすると、MIDI Clockによるテンポ)に対してBase Noteで選んだ音符( … )をTimesの数だけ並べた長さをLFOの一周期として設定します。

Stereo Vintage Wah

ビンテージ・ワウペダルの音響特性を再現したエフェクトです。音色やレンジ設定をカスタマイズすることもできます。

a モード Preset,Custom プリセット/カスタム設定の選択
Shape -100 … +100 スイープのカーブ
Invert Off, On  スイープ方向の反転/非反転
b Frequency Bottom 0 … 100 Mode=Custom時のワウの中心周波数の下限
Frequency Top 0 … 100 Mode=Custom時のワウの中心周波数の上限
c Resonance Bottom 0 … 100 Mode=Custom時のレゾナンス量(共振の強さ)の下限
Resonance Top 0 … 100 Mode=Custom時のレゾナンス量(共振の強さ)の上限
d Sweep Mode Auto, D-mod,LFO オート・ワウ/モジュレーション・ソース/LFOによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=D-mod時にワウを動かすモジュレーション・ソース
Manual 0 … 100 Sweep Mode=D-mod、Src=Offのときの中心周波数
e Envelope Sens 0 … 100 オート・ワウの感度
Response 0 … 100 Sweep Mode=Auto、またはD-mod時の反応の速さ
f LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
g MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
h Output Level 0 … 100 エフェクト音の出力レベル
Src Off…Tempo エフェクト音の出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 エフェクト音の出力レベルのモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Shape

ワウのスイープ・カーブを設定します。オート・ワウ/モジュレーション・ソース /LFOによるコントロール全てに対して有効で、ワウの微妙なニュアンスを調整するこ とができます。

a: Mode

b: Frequency Bottom

b: Frequency Top

c: Resonance Bottom

c: Resonance Top

Mode=Presetで、ビンテージ・ワウ・ペダルを再現します。このとき、Frequency Bottom/Top、Resonance Bottom/Topは内部的に固定された値が使われるので、これらの設定値は無視します。Frequency Bottom/Top、Resonance Bottom/Topの設定値はMode=Customのときに有効になります。

Stereo Random Filter

ステレオ・タイプのバンドパス・フィルターに階段状の波形やランダムLFOで変調をかけるエフェクトです。フィルター発振による特殊効果音を作り出すことができます。

a LFO Waveform Step-Tri,Random LFO波形
LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピード、ステップ・スピード共通のモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c LFO Step Freq [Hz] 0.05 … 50.00 LFOステップ・スピード(階段状に変化するスピード)
Amt –50.00…+50.00 LFOステップ・スピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Step Base Note LFOステップ・スピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOステップ・スピードを指定する音符の数
f Manual 0 … 100 フィルターの中心周波数
Src Off…Tempo フィルターの中心周波数のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィルターの中心周波数のモジュレーション量
g Depth 0 … 100 フィルター変調の深さ
Src Off…Tempo フィルター変調のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フィルター変調のモジュレーション量
h Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
i Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: LFO Phase [degree]

LFOの位相をずらすと、左右でモジュレーションのかかり方がずれるので広がりが出て、左右にエフェクト音がうねるような効果があります。

a: LFO Waveform

b: LFO Frequency [Hz]

c: LFO Step Freq [Hz]

LFO WaveformをStep-Triにすると、LFOは階段状の三角波になります。LFO Frequencyはもとの三角波のスピードを設定します。このとき、LFO Step Freqを変えることで階段の幅をコントロールすることができます。

また、LFO WaveformをRandomにすると、LFO Step FreqがランダムLFOの周期になります。

d: BPM

e: Step Base Note

e: Times

BPMの数値で指定したテンポ(BPMをMIDIにすると、MIDI Clockによるテンポ)に対してStep Base Noteで選んだ音符( … )をTimesの数だけ並べた長さをLFOの階段の幅/ランダムLFOの周期として設定します。

i: Wet/Dry

マイナスの値にすると、位相が反転したエフェクト音を出力します。

Stereo Multi Mode Filter

ローパス/ハイパス/バンドパス/バンドリジェクトの4つのタイプを持ったマルチモード・フィルターです。LFO、ダイナミック・モジュレーションによってカットオフ周波数やレゾナンスを動かすことができます。

a タイプ LPF, HPF, BPF, BRF フィルター・タイプの選択
Trim 0 … 100 入力レベル
b Cutoff  0 … 100 カットオフ周波数(中心周波数)
Src Off…Tempo カットオフ周波数のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 カットオフ周波数のモジュレーション量
c Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
Src Off…Tempo レゾナンス量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 レゾナンス量のモジュレーション量
d LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
Depth 0 … 100 LFO によるカットオフ周波数変調の深さ
e LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
f MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
g Drive SW Off, On  フィルターでの歪みのオン/オフ
Output Level 0 … 100 出力レベル
h Drive Gain 0 … 100 歪み具合
Low Boost 0 … 100 低域の増幅量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Talking Modulator

入力信号に人の声のようなくせを持たせるエフェクトです。ダイナミック・モジュレーションで音色を変化させて、ギターやシンセサイザーがしゃべっているようなサウンドが得られます。

a Sweep Mode D-mod, LFO モジュレーション・ソースによるコントロール/LFOによるコントロールの切り替え
b Manual Voice Control Bottom, 1…49, Center, 51…99, Top 声のパターンのコントロール
Src Off…Tempo 声のパターンをコントロールするモジュレーション・ソース
c Voice Top A, I, U, E, O コントロール上端での声の母音
d Voice Center A, I, U, E, O コントロール中央での声の母音
e Voice Bottom A, I, U, E, O コントロール下端での声の母音
f Formant Shift -100 … +100 効果のかかる周波数の高さ
Resonance 0 … 100 声のパターンのレゾナンスの強さ
g LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
h MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

c: Voice Top

d: Voice Center

e: Voice Bottom

声の母音をコントローラの上端、中央、下端に割り当てます。

例:Voice TopをA、Voice CenterをI、Voice BottomをUに設定した場合。

Sweep ModeがD-modで、モジュレーション・ソースにRibbonを選んでいるとき、リボン・コントローラの右端から左端へ指を動かすと「アー」、「イー」、「ウー」と声が変化します。

Sweep ModeをLFOにすると、LFOによって「アー」、「イー」、「ウー」、「イー」、「アー」…と周期的に変化します。

f: Formant Shift

効果のかかる周波数の高さを調節します。高い音にかけたい場合は、この値を大きな値に、低い音の場合は小さな値に設定します。

f: Resonance

声のパターンのレゾナンスの強さを設定します。この値を大きくするほど、くせのある音になります。

2 Voice Resonator

設定したピッチで入力信号を共振させるエフェクトです。2つの共振音の音程、出力レベルやステレオ定位を別々に設定できます。共振の強さはLFOでコントロールすることもできます。

a Control Mode Manual, LFO, D-mod 共振の強さのコントロールの切り替え
LFO/D-mod Invert Off, On  LFO/D-mod時のボイス1と2のコントロールの反転
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
D-mod Src Off…Tempo 共振の強さをコントロールするモジュレーション・ソース
c MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
d Mod. Depth -100 … +100 LFO/D-modによる共振の強さのコントロール量
Trim 0 … 100 レゾネーターへの入力レベル
e Voice1: Pitch C0…B8 ボイス1の共振する音程
Fine [cents] -50 … +50 ボイス1の共振する音程の微調整
Level 0 … 100 ボイス1の出力レベル
f Voice1: Resonance -100 … +100 Control Mode=Manual時の共振の強さ
High Damp [%] 0 … 100 共振音の高域減衰量
パン L6…L1, C, R1…R6 ボイス1の定位
g Voice2: Pitch C0…B8 ボイス2の共振する音程
Fine [cents] -50 … +50 ボイス2の共振する音程の微調整
Level 0 … 100 ボイス2の出力レベル
h Voice2: Resonance -100 … +100 Control Mode=Manual時の共振の強さ
High Damp [%] 0 … 100 共振音の高域減衰量
パン L6…L1, C, R1…R6 ボイス2の定位
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Control Mode

f: Voice 1: Resonance

h: Voice 2: Resonance

声のパターンのレゾナンスの強さを設定します。

Control ModeがManualのときは、Resonanceで共振の強さを設定します。Resonanceが-の値のときは倍音の出方が変わり、オクターブ下の音程で共振します。

Control ModeをLFOにすると、LFOによって共振の強さが変わります。LFOでは+の値と-の値で交互に振れるので、設定した音程とオクターブ下の音程で交互に共振します。

Control ModeをD-modにすると、ダイナミック・モジュレーション・ソースによって共振の強さをコントロールします。モジュレーション・ソースをJS XまたはRibbonにすると、LFOの場合と同様にオクターブ上下の音程をコントロールできます。

a: LFO/D-mod Invert

Control ModeがLFOまたはD-modのとき、コントロールの位相をボイス1と2とで反転させます。ボイス1で設定した音程(レゾナンスが+の値)に対し、ボイス2はオクターブ下(レゾナンスが-の値)で共振します。

f: Voice 1: Pitch

f: Fine [cents]

h: Voice 2: Pitch

h: Fine [cents]

共振する音程を音名で指定します。Fineでセント単位で微調整できます。

g: High Damp [%]

i: High Damp [%]

共振音の高域減衰量を設定します。この値を小さくするほど、高次倍音まで伸びた金属的な音になります。

P4EQ + Exciter

モノラル・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーとエキサイターの組み合わせです。

P4EQ
a [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
b [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
c [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
d [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
e [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
EXCITER
f [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
g [X]Emphasis Freq 0 … 70 強調する周波数
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

P4EQ + Wah

モノラル・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーとワウの組み合わせです。接続順序を入れ替えることができます。

P4EQ
a [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
Routing P4EQ › Wah,
Wah › P4EQ
パラメトリック・イコライザーとワウの接続順序の切り替え
b [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
c [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
d [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
e [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
WAH
f [W]Frequency Bottom 0 … 100 ワウの中心周波数の下限
Frequency Top 0 … 100 ワウの中心周波数の上限
g [W]Sweep Mode Auto, D-mod,LFO オート・ワウ/モジュレーション・ソース/LFOによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=D-mod時にワウを動かすモジュレーション・ソース
h [W]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
LPF Off, On  ワウのローパス・フィルターのオン/オフ
i [W] Wet/Dry Dry, 1:99… 99:1, Wet ワウのエフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Vocoder

入力信号(キャリア)に、他の信号(モジュレーター)のくせをつけて出力するエフェクトです。

モジュレーター側にマイクなどから声を入力して、楽器が喋っているような効果を得るのが最もポピュラーな使い方です。また、リズムや効果音系を使っても独特の効果が得られます。キャリアにはストリングスやディストーション・ギターなどの倍音を多く含んだ音色が適しています。

このエフェクトを選択すると、マイク入力はボイス・プロセッサーに送られず、エフェクト・プロセッサーへ送られます。

a Carrier Trim 0…100 キャリアの入力レベル
b Modulator Trim 0…100 モジュレーターの入力レベル
c Modulator Source Input, FX Control 1, FX Control 2 マイク入力を使用するときは、FX Control 1または2を選択します。AUDIO INのLEFT端子を使用するときはFX Control 1、RIGHT端子を使用するときはFX Control 2を選択します。モジュレーションにサウンドを使用するには、Inputを選択します。キーボードをモジュレーターとする場合は、ボコーダー・エフェクトをアッパー・サウンドに割り当てます。
d Modulator Select L/R Mix, L Only, R Only モジュレ-ター入力の左右のミックス/左のみ/右のみの選択
e Formant Shift -2…+2 ボコーダー効果の周波数の高さ
f Response 0…100 モジュレーター入力に対する変化の速さ
g Noise Level 0…100 キャリア側へのノイズのミックス・レベル
Src Off…Tempo ノイズのミックス・レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100…+100 ノイズのミックス・レベルのモジュレーション量
h Modulator High Mix 0…100 モジュレーターの高域成分の出力レベル
i Low Gain [dB] -12…+12 ボコーダーの低域の出力レベル
High Gain [dB] -12…+12 ボコーダーの高域の出力レベル
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

e: Formant Shift

キャリア側のフィルターの周波数をずらすことにより、ボコーダー効果のかかる周波数の高さを調節します。音色が大きく変化します。

g: Noise Level

キャリア側にホワイト・ノイズをミックスします。

h: Modulator High Mix

モジュレーターの音の高域のみを出力するレベルを設定します。モジュレーターが声の場合には言葉をはっきりとさせる効果があります。

ボコーダーを使用する

ボコーダーを使用するときは、プログラムされたSynthグループのVocoderキーボード・セットを使って、エディットしてみるのがよいでしょう。

マイクの音声をモジュレーターとして使用する場合

  1. マイク・チャンネルをオフにします(CONTROLセクションのMAINモードでBUTTON#1を使用します)。
  2. オーディオ入力のMIC端子にマイクを接続します。
  3. Modulator SourceをFX Control 1にします。
  4. マイクに向かって声を出しながら、MIC端子の横にあるGAINノブ で、歪まない程度のできるだけ大きなレベルにを調整します。

これでマイクの音声をモジュレーターとして使用できるようになりました。演奏中にマイクに向かって話すと、何かの楽器を演奏しているように聞こえます。

音が歪んでいる場合は、エフェクトのCarrier Trim、Modulator Trimパラメターを調整します。

その設定が含まれたトラックのDryパラメーターをOffにして、Sendの値を127にしてください。

ボコーダーには、to MFX1でリバーブを設定することができます。

VOX Wah

伝統のVOX ワウ・ペダルV847、V848 Clyde McCoy をモデリングしました。喉から絞り出すような独特のトーンにより、多くのプロ・ミュージシャンの人気の的となったペダルです。

これらを使うと、赤ちゃんが泣いているような、または人が叫んでいるような演奏ができます。

ワウ・ペダルを踏みながら最適な場所を探し、見つけたらそこで足を離します。詰まりのあるワウは、味わいを持たせたときに効果的で、ミックスの中で存在感を放ちます。

a タイプ V847, V848 エフェクト・モデルの選択
b Open 0 … 99 ワウを開いたときの音色を調整
Close 0 … 99 ワウを閉じたときの音色を調整
c モード Auto, Pedal オート・モード、ペダル・モードの切り換え
d Pedal Source Off…Tempo ペダル・モード時のモジュレーション・ソース
Pedal Manual 0 … 99 ペダル・モード時のレベル
e Auto Sensivity 0 … 100 オート・モード時の感度
Auto Polarity Up, Down オート・モード時の極性
Auto Attack 0 … 99 アタック・タイム
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

VOX Treble Booster

高周波数のビンテージ・ブースターです。

a ドライブ 0…99 ブースト・エフェクト量
b Level 0…99 出力レベル
c Tone 0 … 100 トーン
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Frequency

Stereo Sub Oscillator

入力信号に重低音を付加するエフェクトです。ドラムスの胴鳴りを表現したり、低音の迫力を増す効果があります。イコライザーと異なり、元音に全く含まれないような重低音の表現も可能です。また、オシレーターの周波数をノート・ナンバーに合わせられるので、オクターバーとしても使用できます。

a OSC Mode Note (Key Follow), Fixed オシレーター周波数のノート・ナンバー追従/固定の切り替え
b Note Interval -48 … 0 OSC Mode=Note (Key Follow)時のノート・ナンバーとのピッチ差
Note Fine -100 … +100 オシレーター周波数の微調整
c Fixed Frequency [Hz] 10.0 … 80.0 OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数
Src Off…Tempo OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数のモジュレーション・ソース
Amt -80 … +80 OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数のモジュレーション量
d Envelope Pre LPF 1 … 100 重低音を付加する周波数上限
e Envelope Sens 0 … 100 重低音を付加する感度
Envelope Shape -100 … +100 オシレーターの音量エンベロープ・カーブ
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
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Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: OSC Mode

b: Note Interval

b: Note Fine

OSC Modeでは、オシレーターの動作モードを選択します。OSC ModeをNote (Key Follow)にすると、ノート・ナンバーによってオシレーターの周波数が決まるので、オクターバーとして使用できます。Note Intervalでは、もとのノート・ナンバーからのピッチ差を半音単位で設定します。Note Fineでは、セント単位での微調整が可能です。

d: Envelope Pre LPF

重低音を付加する周波数の上限を設定します。高い音には重低音を付加しなくていいときに、この値を調節します。

Grain Shifter

入力信号から短い波形を切り取って繰り返し再生することによって、機械的なサウンドに変化させるエフェクトです。

a Duration 0 … 100 波形の長さ
Src Off…Tempo 波形の長さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 波形の長さのモジュレーション量
b LFO Sync Src Off…Tempo LFOをリセットするモジュレーション・ソース
c LFO Sample Cycle [Hz] 0.02 … 20.00 波形を切り替える周期
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Duration

c: LFO Sample Cycle [Hz]

Durationで長さの波形を設定し、LFO Sample Cycleで新しい波形のサンプリング頻度を調整します。Sample Cycleごとに、繰り返し再生します。

Detune

入力信号とのピッチを微妙にずらすデチューン効果を得るエフェクトです。コーラスよりも自然な音の厚みが得られます。

a Pitch Shift [cents] -100 … +100 入力信号とのピッチ差
Src Off…Tempo ピッチ差のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ピッチ差のモジュレーション量
b Delay Time [msec] 0 … 1000 ディレイ・タイム
c Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
d Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

d: Input Level Dmod [%]

d: Src

入力レベルのダイナミック・モジュレーションの設定をします。

Pitch Shifter

入力信号のピッチを変えてしまうエフェクトです。Fas(t 反応の速いタイプ)、Medium(中間)、Slow(音質変化の少ないタイプ)の3種類から選択することができます。また、フィードバック付きのディレイを持っているので、音程がどんどん上がっていく(または下がっていく)ような特殊効果も得られます。

a モード Slow, Medium, Fast ピッチシフターのモードの切り替え
b Pitch Shift [1/2tone] -24 … +24 半音単位でのピッチシフト量
Src Off…Tempo ピッチシフト量のモジュレーション・ソース
Amt -24 … +24 ピッチシフト量のモジュレーション量
c Fine [cents] -100 … +100 セント単位でのピッチシフト量
Amt -100 … +100 ピッチシフト量のモジュレーション量
d Delay Time [msec] 0 … 2000 ディレイ・タイム
e Feedback Position Pre, Post フィードバックの接続の切り替え
f Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Mode

ピッチシフターの動作モードを切り替えます。Slowでは音質変化が少なくなります。Fastでは反応速度が速いが、音質が変化するPitch Shifterになります。Mediumはその中間です。

ピッチシフト量が少なくてもよい時はSlowに設定します。大幅にピッチシフトしたいときはFastを使用します。

b: Pitch Shift [1/2tone]

b: Src

b: Amt

c: Fine [cents]

c: Amt

ピッチシフト量は、Pitch Shiftの値+Fineの値になります。モジュレーション量も、b:Amtの値+c:Amtの値になります。

モジュレーション・ソースはPitch ShiftとFine共通です。

e: Feedback Position

f: Feedback

Feedback PositionをPreにすると、ピッチシフターの出力が再びピッチシフターに入力されます。このため、Feedbackの値を上げておくと、フィードバックが繰り返されるたびに音程がどんどん上がっていく(または下がっていく)効果が得られます。

Feedback PositionをPostにすると、フィードバックされる音はピッチシフターを再度通りません。Feedbackの値を上げるとピッチシフトのかかった音をそのまま繰り返します。

Pitch Shifter BPM

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるピッチシフターです。

a モード Slow,Medium, Fast ピッチシフターのモードの切り替え
b Pitch Shift [1/2tone] -24 … +24 半音単位でのピッチシフト量
Src Off…Tempo ピッチシフト量のモジュレーション・ソース
Amt -24 … +24 ピッチシフト量のモジュレーション量
c Fine [cents] -100 … +100 セント単位でのピッチシフト量
Amt -100 … +100 ピッチシフト量のモジュレーション量
d BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? —, OVER! ディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
e Delay Base Note ディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 ディレイ・タイムを指定する音符の数
f Feedback Position Pre, Post フィードバックの接続の切り替え
g Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

d: BPM

e: Delay Base Note

e: Times

BPMの数値で指定したテンポ(“BPM”をMIDIにすると、MIDI Clockによるテンポ)に対してDelay Base Noteで選んだ符をTimesの数だけ並べた長さがディレイ・タイムとなります。

d: Time Over?

ディレイ・タイムは最長5,290msecまでです。これを超えるような設定をすると「OVER!」が表示されます。この表示が出なくなるように、ディレイ・タイムを決めるパラメーターを設定し直してください。このパラメーターは表示専用です。

Pitch Shift Mod

デチューンのピッチシフト量をLFOでゆらすエフェクトです。エフェクト音とダイレクト音を左右に振り分けてクリアーな広がりを得ることができます。ステレオ・スピーカーで出力すると、エフェクト音とダイレクト音が空間でミックスされるので効果的です。

a Pitch Shift [cents] -100 … +100 入力信号とのピッチ差
b LFO Waveform Triangle, Square LFO波形
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Depth -100 … +100 ピッチシフト量のLFO変調の深さ
Src Off…Tempo 変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 変調の深さのモジュレーション量
f パン L, 1 : 99…99 : 1, R エフェクト音とダイレクト音の振り分け
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Pitch Shift [cents]

e: Depth

ピッチシフト量と、LFOによるモジュレーション量を設定します。

g: Pan

h: Wet/Dry

Panでは、エフェクト音とダイレクト音の左右の振り分けを設定します。Lでエフェクト音が左、ダイレクト音が右に定位します。このエフェクトでは、Wet/Dry設定で、エフェクトとダイレクト音が1:1の割合で出力します。

Stereo Pitch Shifter

ステレオ・タイプのピッチシフターです。左右のピッチシフト量を上下対称にすることも可能です。

a モード Slow,Medium, Fast ピッチシフターのモードの切り替え
L/R Pitch Normal,Up/Down 左右ピッチシフト量の反転
b Pitch Shift [1/2tone] -24 … +24 半音単位でのピッチシフト量
Src Off…Tempo ピッチシフト量のモジュレーション・ソース
Amt -24 … +24 ピッチシフト量のモジュレーション量
c Fine [cents] -100 … +100 セント単位でのピッチシフト量
Amt -100 … +100 ピッチシフト量のモジュレーション量
d L Delay [msec] 0 … 2000 左チャンネルのディレイ・タイム
e R Delay [msec] 0 … 2000 右チャンネルのディレイ・タイム
f Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g Feedback Position Pre, Post フィードバックの接続の切り替え
Spread -100 … +100 エフェクト音の定位する幅
h Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: L/R Pitch

Up/Downにすると、右チャンネルのピッチシフト量が逆になります。ピッチシフト量を+の値にしたときは、左チャンネルはピッチが上がって、右チャンネルは下がることになります。

Stereo Pitch Shifter BPM

ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせて設定することのできるステレオ・ピッチシフターです。

a モード Slow, Medium, Fast ピッチシフターのモードの切り替え
L/R Pitch Normal, Up/Down 左右ピッチシフト量の反転
b Pitch Shift [1/2tone] -24 … +24 半音単位でのピッチシフト量
Src Off…Tempo ピッチシフト量のモジュレーション・ソース
Amt -24 … +24 ピッチシフト量のモジュレーション量
c Fine [cents] -100 … +100 セント単位でのピッチシフト量
Amt -100 … +100 ピッチシフト量のモジュレーション量
d BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Time Over? L —, OVER! 左チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
R —, OVER! 右チャンネルのディレイ・タイムが上限を超えたときのエラー表示
e L Delay Base Note 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 左チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
f R Delay Base Note 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の種類
Times x1…x32 右チャンネルのディレイ・タイムを指定する音符の数
g Feedback Position Pre, Post フィードバックの接続の切り替え
Spread -100 … +100 エフェクト音の定位する幅
h Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
i Input Level Dmod [%] -100 … +100 入力レベルのモジュレーション量
Src Off…Tempo 入力レベルのモジュレーション・ソース
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Mix

Stereo Decimator

サンプリング周波数やデータのビット長を低下させて、チープなサンプラーのようなざらざらしたサウンドを作り出すエフェクトです。サンプラー独特のノイズも再現します。

a Pre LPF Off, On  サンプリング低下による高調波ノイズ有無の選択
High Damp [%] 0 … 100 高域をカットする割合
b Sampling Freq [Hz] 1.00k…48.00k サンプリング周波数
Src Off…Tempo サンプリング周波数のモジュレーション・ソース
Amt –48.00k…+48.00k サンプリング周波数のモジュレーション量
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Depth 0 … 100 サンプリング周波数のLFO変調の深さ
Src Off…Tempo サンプリング周波数のLFO変調のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 サンプリング周波数のLFO変調のモジュレーション量
f Resolution  4 … 24 データのビット長
g Output Level 0 … 100 出力レベル
Src Off…Tempo 出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 出力レベルのモジュレーション量
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Pre LPF

サンプリング周波数の低いサンプラーでは、再生できないほどの高い音を入力すると原音と関係のないピッチのノイズが発生します。Pre LPFをOnにすると、このノイズの発生を抑えます。

Sampling Frequencyを3kHz程度に設定しておいてPre LPFをOffにすると、リングモジュレーターのようなサウンドになります。

f: Resolution

g: Output Level

Resolutionの値を小さくすると、歪んだような音に変化します。設定によって音量が変わることがあります。Output Levelで調節してください。

Stereo Analog Record

アナログ・レコードのキズ、ホコリをシミユレートしたノイズを付加するエフェクトです。レコード盤の反りなどによる変調感を表現します。

a Speed [RPM] 33 1/3, 45, 78 レコードの回転数
b Flutter 0 … 100 変調の深さ
c Noise Density 0 … 100 ノイズの密度
Noise Tone 0 … 100 ノイズの音質
d Noise Level 0 … 100 ノイズの音量
Src Off…Tempo ノイズの音量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ノイズの音量のモジュレーション量
e Click Level 0 … 100 クリック・ノイズの音量
Src Off…Tempo クリック・ノイズの音量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 クリック・ノイズの音量のモジュレーション量
f EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
g Pre EQ Cutoff [Hz] 300…10.00k イコライザーの中心周波数
Q 0.5 … 10.0 イコライザーの帯域幅
Gain [dB] -18.0 … +18.0 イコライザーのゲイン
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: Flutter

レコード盤の反りなどによる変調の深さを設定します。

e: Click Level

レコード盤の1回転につき1回発生するクリック・ノイズの音量を設定します。レコードの演奏が終わったあとの状態や盤面のキズなどを表現します。

Doppler

「ドップラー効果」をシミュレートしたエフェクトです。ダイレクト音とミックスすると、独特のコーラス効果を得ることができます。

a LFO Mode Loop, 1-Shot LFOの動作モードの切り替え
Src Off…Tempo LFOをリセットするモジュレーション・ソース
b LFO Sync Off, On  LFO Mode=Loop時のLFOリセットのなし/ありの切り替え
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Pitch Depth 0 … 100 通りすぎるときのピッチの変化量
Src Off…Tempo ピッチの変化量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ピッチの変化量のモジュレーション量
f Pan Depth -100 … +100 通りすぎるときの定位の変化量
Src Off…Tempo 定位の変化量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 定位の変化量のモジュレーション量
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: LFO Mode

a: Src

b: LFO Sync

LFO Modeは、LFOの動作モードを切り替えます。ModeをLoopにすると、何度も繰り返しドップラー効果がかかります。このときLFO SyncがOnならばSrcで選んだモジュレーション・ソースがオンされたときにLFOをリセットします。

LFO Modeを1-Shotにすると、Srcで選んだモジュレーション・ソースがオンされたときに一度だけドップラー効果がかかります。このとき、Srcの設定をしないとドップラー効果はスタートせず、エフェクト音が出力されないので注意してください。

Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。この値が64未満から64以上に変わるときをトリガーとして、ドップラー効果はスタートします。

e: Pitch Depth

ドップラー効果では、近づいてくるときはピッチが上がって、遠ざかるときはピッチが下がって聞こえます。Pitch Depthではこのときのピッチの変化量を設定します。

f: Pan Depth

エフェクトの定位する幅を設定します。値を大きくするほど、遠くから来て遠くへと去っていくように聞こえます。+の値では左から右へ、-の値では右から左へ移動します。

Scratch

入力信号を録音し、モジュレーション・ソースを動かすことにより再生するエフェクトです。ターンテーブルを使ったスクラッチのようなサウンドが得られます。

a Scratch Source Off…Tempo 再生をコントロールするモジュレーション・ソース
b Response 0 … 100 Scratch Srcに対する反応の速さ
c Envelope Select D-mod, Input 録音の開始と終了をモジュレーション・ソースまたは入力信号の音量でコントロールするかを選択
Src Off…Tempo Envelope Select=D-mod時の録音をコントロールするモジュレーション・ソース
d Threshold 0 … 100 Envelope Select=Input時、録音を開始するレベル
e Response 0 … 100 録音終了に対する反応の速さ
f Direct Mix Always On, Always Off, Cross Fade ダイレクト音のミックスの仕方
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Scratch Source

b: Response

Scratch Sourceではシミュレーションをコントロールするモジュレーション・ソースを選択します。このモジュレーション・ソースの値が再生する場所(Playback Position)に対応しています。Responseはモジュレーション・ソースに対する反応の速さを設定します。

c: Envelope Select

c: Src

d: Threshold

Envelope SelectをD-modにすると、入力信号はモジュレーション・ソースの値が64以上の間だけ録音されます。

Envelope SelectをInputにすると、入力信号がThresholdレベル以上の間だけ録音します。

録音時間は最大2,730msecです。それを超えたときは先頭の方から消去していきます。

e: Response

録音終了に対する反応の速さを設定します。フレーズやリズム・パターンなどを録音するときは反応を遅く(値を小さく)、1音だけ録音するような場合には速く(値を大きく)設定するとよいでしょう。

f: Direct Mix

Always Onでは常にダイレクト音を出力します。Always Offでは出力しません。Cross Fadeに設定しておくと普段はダイレクト音を出力、スクラッチしている間だけダイレクト音をミュートします。

このパラメーターを効果的に使うにはWet/Dryを100にしておきます。

Auto Reverse

入力信号を録音して、自動的にリバース再生(テープの逆回転サウンドと同様な効果)するエフェクトです。

a Rec Mode Single, Multi 録音モード
b Reverse Time [msec] 20 … 2640 リバース再生時間の上限
c Envelope Select D-mod, Input 録音の開始と終了をモジュレーション・ソースまたは入力信号の音量でコントロールするかを選択
Src Off…Tempo Envelope Select=D-mod時、録音をコントロールするモジュレーション・ソース
d Threshold 0 … 100 Envelope Select=Input時、録音を開始するレベル
e Response 0 … 100 録音終了に対する反応の速さ
f Direct Mix Always On, Always Off, Cross Fade ダイレクト音のミックスの仕方
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Rec Mode

b: Reverse Time [msec]

Rec ModeをSingleにすると、Reverse Timeは最大2,640msecまで設定できます。リバース再生中に録音が開始されたときは、リバース再生を中断します。

Rec ModeをMultiにすると、リバース再生中でも次の録音が可能です。ただしReverseTimeは最大1,320msecに制限します。

フレーズやリズム・パターンなどを録音するときはRec ModeをSingleにします。1音だけ録音するようなときはRec ModeをMultiにするとよいでしょう。

Reverse Timeではリバース再生時間の上限を設定します。ここで設定した時間を超える部分はリバース再生しません。1音ごとに細かくリバース再生音を付加したいようなときにはReverse Timeを短めに設定します。

c: Envelope Select

c: Src

d: Threshold

録音の開始と停止をするソースを選択します。

Envelope SelectをD-modにすると、入力信号はSrcで選択したモジュレーション・ソースの値が64以上の間だけ録音されます。

Envelope SelectをInputにすると、入力信号がTresholdを超える間だけ録音されます。録音が終わると、リバース再生はすぐに開始します。

P4EQ + Chorus/Flanger

モノラル・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーとコーラス/フランジャーの組み合わせです。

P4EQ
a [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
b [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
c [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
d [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
e [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
CHORUS/FLANGER
f [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
g [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
h [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i [F]Output Mode Normal, Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

i: Output Mode

Wet Invertにすると、コーラス/フランジャーのエフェクト音の右チャンネルの位相を反転します。これにより疑似ステレオ効果による広がり感を得られます。

ただし、このエフェクトの後ろにモノラル入力タイプのエフェクトを接続した場合、左右の音が打ち消しあってコーラス/フランジャーの効果が消えてしまうことがあります。

P4EQ + Phaser

モノラル・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーとフェイザーの組み合わせです。

P4EQ
a [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
b [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
c [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
d [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
e [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
PHASER
f [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
g [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
h [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i [P]Output Mode Normal, Wet Invert フェイザーの出力モード切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

P4EQ + Multitap Delay

モノラル・タイプの4バンド・パラメトリック・イコライザーとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。

P4EQ
a [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
b [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
c [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
d [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
e [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
MULTITAP DELAY
f [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
g [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback (Tap2) -100 … +100 タップ2のフィードバック量
h [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
i [D]Mt.Delay Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Compressor + Wah

モノラル・タイプのコンプレッサーとワウの組み合わせです。接続順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
c [C]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [C]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
WAH
e [W]Frequency Bottom 0 … 100 ワウの中心周波数の下限
Frequency Top 0 … 100 ワウの中心周波数の上限
f [w]Sweep Mode Auto, D-mod, LFO オート・ワウ/モジュレーション・ソース/LFOによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=D-mod時にワウを動かすモジュレーション・ソース
g [W]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
LPF Off, On  ワウのローパス・フィルターのオン/オフ
h [W]Wet/Dry Dry, 1 : 99…99 : 1, Wet ワウのエフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ワウのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i Routing Comp › Wah, Wah › Comp コンプレッサーとワウの接続順序の切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Compressor + P4EQ

モノラル・タイプのコンプレッサーと4バンド・パラメトリック・イコライザーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
P4EQ
c [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
d [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
e [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
f [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
g [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
h Routing Comp › P4EQ, P4EQ › Comp コンプレッサーとパラメトリック・イコライザーの接続順序の切り替え
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Compressor + Chorus/Flanger

モノラル・タイプのコンプレッサーとコーラス/フランジャーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
c [C]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [C]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
CHORUS/FLANGER
e [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
f [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
g [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス, 
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
h [F]Output Mode Normal,Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
i Routing Comp › Flanger, Flanger › Comp コンプレッサーとコーラス/フランジャーの接続順序の切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

h: [F]Output Mode

i: Routing

Wet Invertにすると、コーラス/フランジャーのエフェクト音の右チャンネルの位相を反転します。これにより疑似ステレオ効果による広がり感を得られます。

ただし、このエフェクトの後ろにモノラル入力タイプのエフェクトを接続した場合、左右の音が打ち消しあってコーラス/フランジャーの効果が消えてしまうことがあります。

RoutingをFlanger/Compにすると、[F] Output ModeはNormalに設定されます。

Compressor + Phaser

モノラル・タイプのコンプレッサーとフェイザーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
c [C]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [C]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
PHASER
e [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
f [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
g [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
h [F]Output Mode Normal,Wet Invert フェイザーの出力モード切り替え
i Routing Comp › Phaser, Phaser › Comp コンプレッサーとフェイザーの接続順序の切り替え 
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Compressor + Multitap Delay

モノラル・タイプのコンプレッサーとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

COMPRESSOR
a [C]Sensitivity 1 … 100 感度
b [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
c [C]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [C]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
MULTITAP DELAY
e [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
f [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback(Tap2) -100 … +100 タップ2のフィードバック量
g [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
i Routing Comp › Mt.Delay, Mt.Delay › Comp コンプレッサーとマルチタップ・ディレイの接続順序の切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Limiter + P4EQ

モノラル・タイプのリミッターと4バンド・パラメトリック・イコライザーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

LIMITER
a [L]Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
b [L]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
c [L]Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 リミッターの出力ゲイン
P4EQ
d [E]Trim 0 … 100 パラメトリック・イコライザーへの入力レベル
e [E]B1 Cutoff [Hz] 20…1.00k バンド1の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド1のゲイン
f [E]B2 Cutoff [Hz] 50…5.00k バンド2の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド2のゲイン
g [E]B3 Cutoff [Hz] 300…10.00k バンド3の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド3の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド3のゲイン
h [E]B4 Cutoff [Hz] 500…20.00k バンド4の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 バンド4の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 バンド4のゲイン
i Routing Limiter › P4EQ, P4EQ › Limiter リミッターとパラメトリック・イコライザーの接続順序の切り替え 
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: [L]Ratio

a: Threshold [dB]

c: [L]Gain Adjust [dB]

[L] Ratioは、信号の圧縮率を設定します。トリガー信号の大きさが、Thresholdで設定したレベルを超えたときのみ圧縮がかかります。

リミッターの場合、圧縮をかけると全体的にレベルが下がるので、Gain Adjustで調節してください。

Limiter + Chorus/Flanger

モノラル・タイプのエキサイターとコーラス/フランジャーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

LIMITER
a [L]Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
b [L]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
c [L]Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 リミッターの出力ゲイン
CHORUS/FLANGER
d [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
e [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
f [F]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
g [F]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
h [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i [F]Output Mode Normal, Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
Routing Limiter › Flanger, langer › Limiter リミッターとコーラス/フランジャーの接続順序の切り替え 
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Limiter + Phaser

モノラル・タイプのエキサイターとフェイザーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

LIMITER
a [L]Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
b [L]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
c [L]Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 リミッターの出力ゲイン
PHASER
d [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
e [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
f [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース 
Amt -100 … +100 フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション量 
g [P]Output Mode Normal,Wet Invert フェイザーの出力モード切り替え
h Routing Limiter › Phaser, Phaser › Limiter リミッターとフェイザーの接続順序の切り替え 
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Limiter + Multitap Delay

モノラル・タイプのリミッターとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

LIMITER
a [L]Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
b [L]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
c [L]Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 リミッターの出力ゲイン
MULTITAP DELAY
d [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
e [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback -100 … +100 タップ2のフィードバック量
f [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
g [D]Mt.Delay Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション量
h Routing Limiter › Mt.Delay,Mt.Delay › Limiter リミッターとマルチタップ・ディレイの接続順序の切り替え
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Exciter + Compressor

モノラル・タイプのエキサイターとコンプレッサーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

EXCITER
a [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
b [X]Emphasis Frequency 0 … 70 強調する周波数
c [X]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [X]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
COMPRESSOR
e [C]Sensitivity 1 … 100 感度
f [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
g Routing Exciter › Comp, Comp › Exciter エキサイターとコンプレッサーの接続順序の切り替え
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Exciter + Limiter

モノラル・タイプのエキサイターとリミッターの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

EXCITER
a [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
b [X]Emphasis Frequency 0 … 70 強調する周波数
c [X]Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [X]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
LIMITER
e [L]Ratio 1.0 : 1…50.0 : 1, Inf : 1 信号の圧縮比
f [L]Threshold [dB] -40 … 0 圧縮のかかるレベル
g [L]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
h [L]Gain Adjust [dB] –Inf, –38…+24 リミッターの出力ゲイン
i Routing Exciter › Limiter, Limiter › Exciter エキサイターとリミッターの接続順序の切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Exciter + Chorus/Flanger

モノラル・タイプのエキサイターとコーラス/フランジャーの組み合わせです。

EXCITER
a [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
b [X]Emphasis Frequency 0 … 70 強調する周波数
c [X]Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [X]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
CHORUS/FLANGER
e [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
f [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
g [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
h [F]Output Mode Normal,Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Exciter + Phaser

モノラル・タイプのエキサイターとフェイザーの組み合わせです。

EXCITER
a [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
b [X]Emphasis Frequency 0 … 70 強調する周波数
c [X]Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [X]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
PHASER
e [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
f [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
g [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
h [P]Output Mode Normal,Wet Invert フェイザーの出力モード切り替え
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Exciter + Multitap Delay

モノラル・タイプのエキサイターとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。

EXCITER
a [X]Exciter Blend -100 … +100 エキサイター効果の深さ
b [X]Emphasis Frequency 0 … 70 強調する周波数
c [X]Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [X]Pre LEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
MULTITAP DELAY
e [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
f [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback (Tap2) -100 … +100 タップ2のフィードバック量
g [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
h [D]Mt.Delay Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

OD/HG + Cho/Flng

モノラル・タイプのオーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションとコーラス/フランジャーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

OD/HI-GAIN
a [O]Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの切り替え
ドライブ 1 … 100 歪み具合い
b [O]Output Level 0 … 50 オーバードライブの出力レベル
Src Off…Tempo オーバードライブの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 オーバードライブの出力レベルのモジュレーション量
e [O]Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
f [O]Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
g [O]Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
CHORUS/FLANGER
h [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
i [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
j [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
k [F]Output Mode Normal, Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
Routing OD/HG › Flanger, Flanger › OD/HG オーバードライブとコーラス/フランジャーの接続順序の切り替え
l Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

OD/HG + Phaser

モノラル・タイプのオーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションとフェイザーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

OD/HI-GAIN
a [O]Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの切り替え
ドライブ 1 … 100 歪み具合い
b [O]Output Level 0 … 50 オーバードライブの出力レベル
Src Off…Tempo オーバードライブの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 オーバードライブの出力レベルのモジュレーション量
e [O]Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
f [O]Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
g [O]Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
PHASER
h [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
i [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
j [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フェイザーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
k [P]Output Mode Normal,Wet Invert フェイザーの出力モード切り替え
Routing OD/HG › Phaser, Phaser › OD/HG オーバードライブとフェイザーの接続順序の切り替え 
l Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

OD/HG + Mt.Delay

モノラル・タイプのオーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。

OD/HI-GAIN
a [O]Drive Mode Overdrive, Hi-Gain オーバードライブ/ハイゲイン・ディストーションの切り替え
ドライブ 1 … 100 歪み具合い
b [O]Output Level 0 … 50 オーバードライブの出力レベル
Src Off…Tempo オーバードライブの出力レベルのモジュレーション・ソース
Amt -50 … +50 オーバードライブの出力レベルのモジュレーション量
e [O]Low Cutoff [Hz] 20…1.00k 低域イコライザー(シェルビングタイプ)の中心周波数
Gain [dB] -18 … +18 低域イコライザーのゲイン
f [O]Mid1 Cutoff [Hz] 300…10.00k 中高域イコライザー1(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー1の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー1のゲイン
g [O]Mid2 Cutoff [Hz] 500…20.00k 中高域イコライザー2(ピーキングタイプ)の中心周波数
Q 0.5 … 10.0 中高域イコライザー2の帯域幅
Gain [dB] -18 … +18 中高域イコライザー2のゲイン
MULTITAP DELAY
h [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
i [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback -100 … +100 タップ2のフィードバック量
j [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
k [D]Mt.Delay Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション量
l Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Decimator + Compressor

モノラル・タイプのデシメーターとコンプレッサーの組み合わせです。エフェクトの順序を入れ替えることができます。

DECIMATOR
a [D]Pre LPF Off, On  サンプリング低下による高調波ノイズ有無の選択
High Damp [%] 0 … 100 高域をカットする割合
b [D]Sampling Freq [Hz] 1.00k…48.00k サンプリング周波数
Resolution 4 … 24 データのビット長
c [D]Output Level 0 … 100 デシメーターの出力レベル
COMPRESSOR
d [C]Sensitivity 1 … 100 感度
e [C]Attack 1 … 100 アタックの強さ
Output Level 0 … 100 コンプレッサーの出力レベル
f Routing Decimator › Comp,Comp › Decimator デシメーターとコンプレッサーの接続順序の切り替え 
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Chor/Flang + Multitap Delay

モノラル・タイプのコーラス/フランジャーとマルチタップ・ディレイの組み合わせです。

CHORUS/FLANGER
a [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
b [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
c [F]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d [F]PreLEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
PreHEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
e [F]Cho/Flng Wet/Dry –Wet…–1 : 99, Dry, 1 : 99…Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
MULTITAP DELAY
f [D]Tap1 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ1のディレイ・タイム
Tap1 Level 0 … 100 タップ1の出力レベル
g [D]Tap2 Time [msec] 0.0 … 1360.0 タップ2のディレイ・タイム
Feedback -100 … +100 タップ2のフィードバック量
h [D]High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
i [D]Mt.DelayWet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 マルチタップ・ディレイのエフェクト・バランスのモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

PianoBody / Damper

ピアノのボディが弦の音によって共振する様子や、ダンパー・ペダルを踏み込んだときに、弾いていない他の弦までもが共鳴する様子をシミュレートしたエフェクトです。アコースティック・ピアノの音色にかけると非常にリアルなサウンドになります。

a Sound Board Depth 0 … 100 ピアノのボディの共振の深さ
b Damper Depth 0 … 100 ダンパー・ペダルを踏んだときの弦の共鳴の強さ
Src Off…Tempo ダンパー効果をかけるモジュレーション・ソース
c Tone 1 … 100 エフェクト音の音質
d Mid Shape 0 … 36 音質の中域
e チューン -50 … +50 チューニングの微調整
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Sound Board Depth

ピアノのボディの共振の深さを設定します。

b: Damper Depth

b: Src

ダンパー・ペダルを踏んだときの他の弦の共鳴の強さを設定します。Srcではダンパー効果をかけるモジュレーション・ソースを選択します。通常はDamper #64 Pd(l ダンパー・ペダル)を使用します。

Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。

c: Tone

d: Mid Shape

エフェクト音の音質をコントロールします。

e: Tune

このエフェクトは他の弦との共鳴をシミュレートしているので、チューニングによって響き具合が変わります。Master Tune(Global > General Controls > Basic)などでチューニングを変えた場合、このパラメーターを調節し直してください。

Multitap Chorus/Delay

LFO位相の異なる6つのコーラスを持つエフェクトです。それぞれのディレイ・タイムや深さを別々に設定できるので複雑なステレオ感を作り出すことが可能です。ディレイの出力レベルをモジュレーション・ソースでコントロールできます。

a LFO Frequency [Hz] 0.02 … 13.00 LFOスピード
b Tap1 (000) [msec] 0 … 2000 タップ1(LFO位相=0度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ1のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ1の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
c Tap2 (180) [msec] 0 … 2000 タップ2(LFO位相=180度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ2のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ2の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
d Tap3 (060) [msec] 0 … 2000 タップ3(LFO位相=60度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ3のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ3の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
e Tap4 (240) [msec] 0 … 2000 タップ4(LFO位相=240度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ4のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ4の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
f Tap5 (120) [msec] 0 … 2000 タップ5(LFO位相=120度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ5のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ5の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
g Tap6 (300) [msec] 0 … 2000 タップ1(LFO位相=300度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ6のコーラスの深さ
Status Always On, Always Off, On›Off (Dm), Off›On (Dm) タップ6の出力オン/オフ/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
h Panning Preset 1 : L 1 2 3 4 5 6 R, 2 : L 135 246 R, 3 : L 1 3 5 2 4 6 R, 4 : L 1 4 5 6 3 2 R 各タップのステレオ定位パターン
i Tap1 Feedback -100 … +100 タップ1のフィードバック量
Src Off…Tempo タップ出力レベルと、タップ1のフィードバック量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップ1のフィードバック量のモジュレーション量
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b, c, d, e, f, g: Status

各タップの出力を設定します。

Always Onにすると、常に出力オン。(モジュレーションなし)

Always Offにすると、常に出力オフ。(モジュレーションなし)
On→Off (Dm)にすると、モジュレーション・ソースによって出力レベルがオン→オフに変化します。

Off→On (Dm)にすると、モジュレーション・ソースによって出力レベルがオフ→オンに変化します。

これらの組み合わせによって、演奏中にモジュレーション・ソースで4相コーラスから2タップディレイへと徐々にクロスフェードするような設定も可能になります。

h: Panning Preset

各タップ出力ステレオ定位の組み合わせを選択します。

Stereo Limiter+6BandEQ

Limiter + P4EQエフェクトと同じですが、ハイパスおよびローパス・フィルターが加わります (「Limiter + P4EQ」参照)。

Modulator

Stereo Chorus

入力信号のディレイ・タイムをゆらすことによって、音に厚みや暖かさを与えるエフェクトです。左右のLFOをずらして広がりをコントロールすることができます。

a LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
d L Pre Delay [msec] 0.0 … 50.0 左チャンネルのディレイ・タイム
R Pre Delay [msec] 0.0 … 50.0 右チャンネルのディレイ・タイム
e Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
f EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
g Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
h Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
i Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

d: L Pre Delay [msec]

d: R Pre Delay [msec]

左右のディレイ・タイムを別々に設定できるので、ステレオ感をコントロールすることができます。

Stereo Harmonic Chorus

高音域のみを取り出して、コーラスをかけるエフェクトです。ベースなどの音色でも音やせすることなくコーラス効果を得ることができます。またコーラス・ブロックはフィードバック付きなので、フランジャーとしても使用できます。

a LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt -20.00 … +20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
d Pre Delay [msec] 0.0 … 50.0 原音からのディレイ・タイム
e Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
f High/Low Split Point 1 … 100 高域/低域を分割する周波数の設定
g Feedback -100 … +100 コーラス・ブロックのフィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 コーラス・ブロックの高域の減衰量
h Low Level 0 … 100 低域の出力レベル
High Level 0 … 100 高域(コーラス)の出力レベル
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

f: High/Low Split Point

高域/低域を分割する周波数を設定します。高域の音のみコーラス・ブロックに送られます。

g: Feedback

コーラス・ブロックのフィードバック量を設定します。フィードバックを上げるとフランジャーとして使えます。

Stereo Biphase Mod

2つの異なるLFOを加算した波形によるステレオ・コーラスです。各LFOにFrequencyとDepthを別々に設定できます。組み合わせによって非常に複雑な波形になるので、アナログ的な不安定な雰囲気のモジュレーションが可能です。

a LFO1 Waveform Triangle, Sine LFO1波形
LFO2  Triangle, Sine LFO2波形
Phase Sw 0 deg, 180 deg 左右のLFOの位相差の切り替え
b LFO1 Frequency [Hz] 0.02 … 30.00 LFO1スピード
Src Off…Tempo LFO1、2スピードのモジュレーション・ソース
LFO1 Amt –30.00…+30.00 LFO1スピードのモジュレーション量
c LFO2 Frequency [Hz] 0.02 … 30.00 LFO2スピード
 Amt –30.00…+30.00 LFO2スピードのモジュレーション量
d Depth1 0 … 100 LFO1変調の深さ
Src Off…Tempo LFO1、2変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO1変調の深さのモジュレーション量
e Depth2 0 … 100 LFO2変調の深さ
Amt -100 … +100 LFO2変調の深さのモジュレーション量
f L Pre Delay [msec] 0.0 … 50.0 左チャンネルのディレイ・タイム
R Pre Delay [msec] 0.0 … 50.0 右チャンネルのディレイ・タイム
g Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
h Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Multitap Chorus / Delay

LFO位相の異なる4個のコーラスを持つエフェクトです。それぞれのディレイ・タイム、深さ、出力レベル、定位を別々に設定できるので、複雑なステレオ感を作り出すことが可能です。いくつかのコーラス・ブロックを固定して、コーラスとディレイを組み合わせたエフェクトとしても使えます。

a LFO Frequency [Hz] 0.02 … 13.00 LFOスピード
b Tap1 (000) [msec] 0 … 1000 タップ1(LFO位相=0度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ1のコーラスの深さ
Level 0 … 30 タップ1の出力レベル
パン L6…L1, C, R1…R6 タップ1のステレオ定位
c Tap2 (180) [msec] 0 … 1000 タップ2(LFO位相=180度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ2のコーラスの深さ
Level 0 … 30 タップ2の出力レベル
パン L6…L1, C, R1…R6 タップ2のステレオ定位
d Tap3 (090) [msec] 0 … 1000 タップ3(LFO位相=90度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ3のコーラスの深さ
Level 0 … 30 タップ3の出力レベル
パン L6…L1, C, R1…R6 タップ3のステレオ定位
e Tap4 (270) [msec] 0 … 1000 タップ4(LFO位相=270度)のディレイ・タイム
Depth 0 … 30 タップ4のコーラスの深さ
Level 0 … 30 タップ4の出力レベル
パン L6…L1, C, R1…R6 タップ4のステレオ定位
f Tap1 Feedback -100 … +100 タップ1のフィードバック量
Src Off…Tempo タップ1のフィードバック量とエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 タップ1のフィードバック量のモジュレーション量
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

ENSEMBLE

細かなゆらぎを持ったLFOによるコーラス・ブロックを3個持ったエフェクトです。それぞれ、左、右、中央に出力されるので、立体的な深みと広がりのあるアンサンブル効果が得られます。

a Speed [Hz] 1 … 100 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFOスピードのモジュレーション量
b Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
c Shimmer 0 … 100 LFO波形のゆらぎの量
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

c: Shimmer

LFO波形のゆらぎの量を設定します。この値を上げるほど、ゆらぎは大きくなりコーラス効果は複雑で豊かなものになります。

Polysix Ensemble

プログラマブル・ポリフォニック・シンセサイザー、コルグPolySixに搭載されたアンサンブルを再現したエフェクトです。

a Depth 0 … 100 効果の深さ
Src Off…Tempo 効果の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 効果の深さのモジュレーション量
b Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Flanger

激しいうねりと音程の移動感を与えるエフェクトです。倍音を多く含んだ音にかけると効果的です。ステレオ・フランジャーです。左右のLFOをずらして広がりをコントロールすることができます。

a Delay Time [msec] 0.0 … 50.0 原音からのディレイ・タイム
b LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
c LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
d LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
e MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
f Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
g Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 フィードバックの高域の減衰量
h Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

g: Feedback

h: Wet/Dry

Feedbackが+の値と-の値では、ピークの出かたが変わります。Feedbackが+の値のときにはWet/Dryも+の値に、Feedbackが-の値のときにはWet/Dryも-の値にすると、ダイレクト音とミックスされたときに倍音を強調します。

g: High Damp [%]

フィードバックの高域の減衰量を設定します。この値を上げると、高域の倍音を抑えることができます。

Stereo Random Flanger

階段状の波形やランダムLFOで変調をかけるステレオ・タイプのフランジャーです。特徴のあるフランジングが得られます。

a Delay Time [msec] 0.0 … 50.0 原音からのディレイ・タイム
b LFO Waveform Step-Tri, Random LFO波形
LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピード、ステップ・スピード共通のモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d LFO Step Freq [Hz] 0.05 … 50.00 LFOステップ・スピード(階段状に変化するスピード)
Step Amt –50.00…+50.00 LFOステップ・スピードのモジュレーション量
e MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
f Step Base Note LFOステップ・スピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOステップ・スピードを指定する音符の数
g Depth 0 … 100 LFOモジュレーションの深さ
h Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 フィードバックの高域の減衰量
i Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Envelope Flanger

エンベロープ・ジェネレーターによって変調をかけるフランジャーです。演奏するときに、毎回同じパターンのフランジングを得ることができます。またモジュレーション・ソースで、直接フランジャーをコントロールすることも可能です。

a L Dly Bottom [msec] 0.0 … 50.0 左チャンネルのディレイ・タイムの下限
L Dly Top [msec] 0.0 … 50.0 左チャンネルのディレイ・タイムの上限
b R Dly Bottom [msec] 0.0 … 50.0 右チャンネルのディレイ・タイムの下限
R Dly Top [msec] 0.0 … 50.0 右チャンネルのディレイ・タイムの上限
c Sweep Mode EG, D-mod エンベロープによるコントロール/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo EGをスタートさせるモジュレーション・ソース(Sweep Mode = EGの場合)、またはフランジャーをスイープさせるモジュレーション・ソース(Sweep Mode = D-modの場合)を選択します。
d EG Attack 1 … 100 EGのアタック・スピード
EG Decay 1 … 100 EGのディケイ・スピード
e Feedback -100 … +100 フィードバック量
f High Damp [%] 0 … 100 フィードバックの高域の減衰量
g Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

c: Sweep Mode

c: Src

フランジャーのコントロール・モードを切り替えます。Sweep ModeをEGにすると、フランジャーはエンベロープ・ジェネレーターによってスイープします。このエンベロープ・ジェネレーターはエンベロープ・フランジャーが独自に持っているものでPitch EG、Filter EG、Amp EGとは関係ありません。

Srcでエンベロープ・ジェネレーターをスタートさせるソースを選択します。Gateなどにすると、ノート・オンのタイミングでエンベロープ・ジェネレーターがスタートします。

Sweep ModeをD-modにすると、モジュレーション・ソースで直接フランジャーを動かすことができます。モジュレーション・ソースはSrcで選択します。

Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。この値が64未満から64以上に変わるときをトリガーとして、エンベロープ・ジェネレーターはスタートします。

d: EG Attack

d: EG Decay

このEGでは、立ち上がりと減衰の速さをコントロールできます。

Stereo Phaser

音の位相を動かすことによってうねりを作り出すエフェクトです。エレクトリック・ピアノなどにかけると効果的です。左右のLFOをずらして広がりをコントロールすることができます。

a LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
b LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Src Off…Tempo LFO変調のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調のモジュレーション量
f Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
h Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
High Damp [%] 0 … 100 レゾナンスの高域の減衰量
j Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

h: Resonance

i: Wet/Dry

Resonanceが+の値と-の値では、ピークの出かたが変わります。Resonanceが+の値のときにWet/Dryを+の値に、Resonanceが-の値のときにWet/Dryを-の値にすると、ダイレクト音とミックスされたときに倍音を強調します。

h: High Damp [%]

レゾナンスの高域の減衰量を設定します。この値を上げると、高域の倍音を抑えることができます。

Stereo Random Phaser

ステレオ・フェイザーです。階段状の波形やランダムLFOで変調をかけるステレオ・タイプのフェイザーです。

a LFO Waveform Step-Tri, Step-Sin, Random LFO波形
LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピード、ステップ・スピード共通のモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c LFO Step Freq [Hz] 0.05 … 50.00 LFOステップ・スピード
Amt –50.00…+50.00 LFOステップ・スピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Step Base Note LFOステップ・スピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOステップ・スピードを指定する音符の数
f Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Src Off…Tempo LFO変調のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調のモジュレーション量
g Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
h Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
High Damp [%] 0 … 100 レゾナンスの高域の減衰量
i Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Envelope Phaser

エンベロープ・ジェネレータによって変調をかけるステレオ・フェイザーです。演奏するときに毎回同じパターンのフェイジングを得ることができます。また、モジュレーション・ソースで直接フェイザーをコントロールすることも可能です。

a L Manu Bottom 0 … 100 左チャンネルの効果のかかる周波数の下限
L Manu Top 0 … 100 左チャンネルの効果のかかる周波数の上限
b R Manu Bottom 0 … 100 右チャンネルの効果のかかる周波数の下限
R Manu Top 0 … 100 右チャンネルの効果のかかる周波数の上限
c Sweep Mode EG, D-mod エンベロープによるコントロール/モジュレーション・ソースによるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Sweep Mode=EG時はEGをスタートさせるモジュレーション・ソース、Sweep Mode=D-mod時はフランジャーをスイープさせるモジュレーション・ソースSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
d EG Attack 1 … 100 EGのアタック・スピード
EG Decay 1 … 100 EGのディケイ・スピード
e Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
f High Damp [%] 0 … 100 レゾナンスの高域の減衰量
g Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Vibrato

入力信号のピッチをゆらすエフェクトです。オートフェードを使って、ゆらすスピードをだんだん速くしたり、遅くしたりすることができます。

a Autofade Src Off…Tempo オートフェードをスタートさせるモジュレーション・ソース
b Fade-In Delay [msec] 00 … 2000 フェード・インのディレイ・タイム
Fade-In Rate 1 … 100 フェード・インのスピード
c LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
d LFO Frequency Mod D-mod, AUTOFADE LFOスピードのモジュレーションのD-mod/オートフェードの切り替え
e LFO Frequency[Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
f MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
g Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Autofade Src

b: Fade-In Delay [msec]

b: Fade-In Rate

d: LFO Frequency Mod

LFO Frequency ModをAUTOFADEにすると、AUTOFADE Srcで選んだモジュレーション・ソースをトリガーとしてモジュレーションの量を自動的にフェード・インさせることができます。MIDI SyncをOnにすると、使用できません。

Fade-In Rateは、フェード・インのスピードの設定です。Fade-In DelayはAutoFadeモジュレーション・ソースをオンにしてからフェード・インを開始するまでの時間を決定します。

ノート・オンで、LFOスピードを1.0Hzから4.0Hzまでフェード・インさせる場合の設定例

AUTOFADE Src=Gate1、LFO Frequency Mod=AUTOFADE、LFO Frequency [Hz]=1.0、Amt=3.0

AUTOFADE Srcで指定したモジュレーション・ソースの値が64未満のときオフ、64以上のときオンとなります。この値が64未満から64以上に変わるときをトリガーとして、オートフェードはスタートします。

Stereo Auto Fade Mod

ステレオコーラス/フランジャーエフェクトです。オートフェードを使用してLFOのスピードやエフェクト・バランスをコントロールしたり、左右のLFOをずらすことで音に広がりを持たせたりすることができます。

a Autofade Src Off…Tempo オートフェードをスタートさせるモジュレーション・ソース
Fade-In Delay [msec] 00 … 2000 フェード・インのディレイ・タイム
Rate 1 … 100 フェード・インのスピード
b LFO Frequency Mod D-mod, AUTOFADE LFOスピードのモジュレーションのD-mod/オートフェードの切り替え
Wet/Dry Mod D-mod, AUTOFADE エフェクト・バランスのモジュレーションのD-mod/オートフェードの切り替え
c LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
d LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
e LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
f L Delay Time [msec] 0.0 … 500.0 左チャンネルのディレイ・タイム
R Delay Time [msec] 0.0 … 500.0 右チャンネルのディレイ・タイム
g Depth 0 … 200 LFO変調の深さ
h Feedback -100 … +100 フィードバック量
High Damp [%] 0 … 100 フィードバックの高域の減衰量
i Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Stereo Tremolo

入力信号の音量をゆらすエフェクトです。ステレオ・タイプで、左右のLFOをずらすと、左右にゆれるような効果が得られます。

a LFO Waveform Triangle, Sine, Vintage, Up, Down LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
b LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo 変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 変調の深さのモジュレーション量
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: LFO Waveform

LFOの基本波形Vintageは、ギター・アンプのトレモロの特性をシミュレートしています。

b: LFO Phase [degree]

左右のLFOの位相差を設定します。値を大きくすると、音が左右にゆれるオートパンのような効果が得られます。

Stereo Envelope Tremolo

ステレオ・タイプのトレモロを、入力信号の大きさでコントロールするエフェクトです。音量が小さくなるにつれて、どんどんゆれが大きくなって消えて行くといった表現ができます。

a Envelope Sens 0 … 100 入力信号のエンベロープの感度
Envelope Shape -100 … +100 入力信号のエンベロープのカーブ
b LFO Waveform Triangle, Sine, Vintage LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
c LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
d LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード 
Envelope Amount [Hz] –20.00…+20.00 エンベロープが最大のときの周波数の増減量
e Depth 0 … 100 トレモロの初期量
Envelope Amount -100 … +100 エンベロープが最大のときの変調の深さの増減量
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

d: LFO Frequency [Hz]

d: Envelope Amount [Hz]

e: Depth

e: Envelope Amount

以下の図は、DepthとFrequencyの両方をマイナスにしてトレモロ・モジュレーションを行った例です。ノート開始時の入力は最大音量です。LFOのFrequencyは1.0Hzまで下がりますが、Depthは0に変わるため、トレモロの効果はありません。

入力音量を下げると、Frequency速度は上がり、Depthも上昇し、トレモロ効果が現れます。無音に近づくと、Depthは最大値(100)になり、Frequencyは8Hzになります。

Stereo Auto Pan

ステレオイン、ステレオアウトのオートパンナーです。ステレオ・タイプなので左右のLFOをずらすと、両チャンネルの音が互い違いに行き交ったり、追いかけ合ったりする効果が得られます。

a LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
LFO Shape -100 … +100 LFO波形を変形させる割合
b LFO Phase [degree] -180 … +180 左右のLFOの位相差
c LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
d MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。 
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
e Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo 変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 変調の深さのモジュレーション量
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: LFO Shape

LFOの波形を変形することでパンニングのカーブを変えることができます。

b: LFO Phase [degree]

左右のLFOの位相差を設定します。この値を0から動かして行くと、左右のチャンネルの音が追いかけ合いながら動き回ります。+180または-180にすると、左右のチャンネルの音が互い違いに行き交うような効果が得られます。

ただし、このパラメーターが効果をあらわすには、左右のチャンネルに異なった音の入力が必要です。

Stereo Phaser + Tremolo

ステレオ・タイプのフェイザーとトレモロのLFOをリンクしたエフェクトです。フェイザーでのうねりとトレモロでのゆれが同期して、心地よいモジュレーションが得られます。エレクトリック・ピアノなどに向いています。

a  タイプ Phs – Trml,

Phs LR – Trml LR
トレモロとフェイザーのLFOタイプ
Phaser – Tremolo,
Phaser – Tremolo Spin,
Phaser – Tremolo LR,
Phaser LR – Tremolo,
Phaser LR – Tremolo Spin,
Phaser LR – Tremolo LR
LFO Phase [degree] -180 … +180 トレモロとフェイザーのLFOの位相差
b LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
d Phaser Manual 0 … 100 フェイザーのかかる周波数
Resonance -100 … +100 フェイザーのレゾナンス量
e Phaser Depth 0 … 100 フェイザーを変調する深さ
Src Off…Tempo フェイザーを変調する深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 フェイザーを変調する深さのモジュレーション量
f Phaser Wet/Dry –Wet, –2 : 98…Dry… 2 : 98, Wet フェイザーのエフェクト音とダイレクト音のバランス
g Tremolo Shape -100 … +100 トレモロのLFOを変形させる割合
h Tremolo Depth 0 … 100 トレモロを変調する深さ
Src Off…Tempo トレモロを変調する深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 トレモロを変調する深さのモジュレーション量
i Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Type

a: LFO Phase [degree]

Typeパラメータで、フェイザーとトレモロのLFOタイプを選択します。エフェクト音の移動感、回転感がタイプにより異なります。LFO Phaseでは、フェイザーのピークがくるタイミングをずらすことにより移動感や回転感の微妙なニュアンスをコントロールできます。

f: Phaser Wet/Dry

i: Wet/Dry

PHASER Wet/Dryはフェイザー出力とダイレクト音のバランスを設定します。それに対してOUTPUT Wet/Dryは、フェイザー+トレモロの最終的な出力とダイレクト音のバランスを設定します。

Stereo Ring Modulator

入力信号にオシレーターをかけあわせて金属的な音色を作り出すエフェクトです。オシレーターをLFOで変調したり、ダイナミック・モジュレーションで動かすと、非常に過激なモジュレーションが得られます。またオシレーターの周波数をノート・ナンバーに合わせられるので、正しい音階でリングモジュレーション効果が得られます。

a OSC Mode Fixed, Note (Key Follow) オシレーター周波数指定/ノート・ナンバー追従の切り替え
Pre LPF 0 … 100 リングモジュレータに入力する音の高域の減衰量
b Fixed Frequency [Hz] 0…12.00k OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数
Src Off…Tempo OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数のモジュレーション・ソース
Amt –12.00k…+12.00k OSC Mode=Fixed時のオシレーター周波数のモジュレーション量
c Note Offset -48 … +48 OSC Mode=Note(Key Follow)時の原音とのピッチ差
Note Fine -100 … +100 オシレーター周波数の微調整
d LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
e MIDI Sync Off, On  LFOスピードの周波数による設定/テンポと音符による設定の切り替え
BPM MIDI, 40.00…300.00 MIDIはシステムのテンポに同期します。40~300の範囲で、個々のエフェクトのテンポを手動で設定します。
Base Note LFOスピードを指定する音符の種類
Times x1…x32 LFOスピードを指定する音符の数
f LFO Depth 0 … 100 オシレーター周波数のLFO変調の深さ
Src Off…Tempo 変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 変調の深さのモジュレーション量
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: OSC Mode

オシレーターの周波数をノート・ナンバーに追従させるかどうかを切り替えます。

a: Pre LPF

リングモジュレーターに入力する音の高域の減衰量を設定します。入力信号が倍音を多く含んでいるときは、エフェクト音が濁った音になりがちです。その場合、ある程度、高域をカットします。

b: Fixed Frequency [Hz]

OSC ModeがFixed時のオシレーターの周波数を設定します。

c: Note Offset

c: Note Fine

OSC ModeがNote(Key Follow)時のオシレーターの設定です。Note Offsetでは、原音からのピッチ差を半音単位で設定します。Note Fineはセント単位で微調整します。オシレーターの周波数をノート・ナンバーに追従させると、正しい音階でリングモジュレーション効果が得られます。

Organ Vibrato / Chorus

ビンテージ・オルガンのコーラス/ビブラートをシミュレートしたエフェクトです。モジュレーションの速度や深さをカスタマイズすることもできます。

a Input Trim 0 … 100 入力レベル
b Control Mode Preset, Custom プリセット/カスタム設定の選択
c Preset Type V1, C1, V2, C2, V3, C3 Mode=Preset時の、エフェクト・タイプ選択V1、V2、V3はビブラート、C1、C2、C3はコーラスのバリエーション
Src Off…Tempo エフェクト・タイプを変更するモジュレーションソース
Amt -5 … +5 エフェクト・タイプを変更するモジュレーション量
d Custom Mix Vibrato, 1:99…99:1,Chorus Mode=Preset時の原音のミックス・レベル
Src Off…Tempo 原音のミックス・レベルをコントロールするモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 原音のミックス・レベルをコントロールするモジュレーション量
e Custom Depth 0 … 100 ビブラートの深さ
Src Off…Tempo ビブラートの深さをコントロールするモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ビブラートの深さをコントロールするモジュレーション量
f Custom Speed [Hz] 0.02 … 20.00 ビブラートのスピード
Src Off…Tempo ビブラートのスピードをコントロールするモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 ビブラートのスピードをコントロールするモジュレーション量
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: Control Mode

c: Preset Type

d: Custom Mix

e: Custom Depth

f: Custom Speed [Hz]

Control Mode=Presetで、c:Preset Typeの効果を選びます。このとき、Custom Mix/Depth/Speedの設定値は無視します。Control Mode=CustomのときCustom Mix/Depth/Speedの設定値は有効になり、c:Preset Typeの設定は無視します。

c: Amt

Preset Type=V1、Src=JS+Yのとき、+5にしてJS+Yを倒すとV1→C1→ V2→C2→V3→C3の順でエフェクトをコントロールできます。

Rotary Speaker

ロータリー・スピーカーをシミュレートしたエフェクトです。低音側ローターと高音側ホーンを別々にシミュレートし、リアルなサウンドが得られます。また、マイクロフォンのセッティングもステレオでシミュレートしています。

a Mode Switch Rotate, Stop スピーカーの回転/ストップの切り替え
Src Off…Tempo 回転/ストップを切り替えるモジュレーション・ソース
モード Toggle, Moment 回転/ストップを切り替えるモジュレーションのスイッチングモード
b Speed Switch Slow, Fast スピーカーの回転速度スロー/ファーストの切り替え
Src Off…Tempo スロー/ファーストを切り替えるモジュレーション・ソース
モード Toggle, Moment スロー/ファーストを切り替えるモジュレーションのスイッチングモード
c Manual Speed Ctrl Off…Tempo 回転速度を直接変える場合のモジュレーション・ソース
d HornAcceleration 0 … 100 高音側ホーンの回転速度の切り替えの速さ
Horn Ratio Stop, 0.50…2.00 高音側ホーンの回転速度の調節1.00で標準Stopでは停止
e Rotor Acceleration 0 … 100 低音側ローターの回転速度の切り替えの速さ
Rotor Ratio Stop, 0.50…2.00 低音側ローターの回転速度の調節1.00で標準Stopでは停止
f Horn/Rotor Balance Rotor, 1…99, Horn 高音側ホーンと低音側ローターの音量バランス
g Mic Distance 0 … 100 マイクロフォンとロータリー・スピーカーの距離
Mic Spread 0 … 100 左右のマイクロフォンの角度
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Mode

モジュレーション・ソースによる回転/ストップの切り替え方を選択します。

ModeをToggleにすると、ペダルを踏むかジョイスティックを倒すたびに回転/ストップが切り替わります。モジュレーション・ソースの値が64を超えるたびに、回転/ストップが切り替わります。

ModeをMomentにすると、スピーカーは初期設定で回転していて、ペダルを踏み込むかジョイスティックを倒したときだけストップします。モジュレーション・ソースの値が64未満のときに回転、64以上のときストップします。

b: Speed Switch

モジュレーション・ソースによる回転速度(スロー/ファースト)の切り替え方を選択します。

ModeをToggleにすると、ペダルを踏むかジョイスティックを倒すたびにスロー/ファーストが切り替わります。モジュレーション・ソースの値が64を超えるたびにスロー/ファーストが切り替わります。

ModeをMomentにすると、通常はスローになります。ペダルを踏むかジョイスティックを倒したときだけオンになります。MIDI経由では、モジュレーション・ソースの値が64を超えるときファーストに、64未満のときスローになります。

c: Manual Speed Ctrl

スピーカーの回転スピードをスロー/ファーストの切り替えではなく、スピードを直接コントロールしたい場合にはManual Speed Ctrlでモジュレーション・ソースを選択します。必要のないときはOffに設定しておきます。

d: Horn Acceleration

e: Rotor Acceleration

実際のロータリー・スピーカーではスロー/ファーストの切り替えをしても急には変わらず、だんだんとスピードが変わっていきます。HornとRotor Accelerationは、この切り替えの速さを設定します。

g: Mic Distance

g: Mic Spread

ステレオでのマイク・セッティングのシミュレーションです。

Phaser + Chorus/Flanger

モノラル・タイプのフェイザーとコーラス/フランジャーの組み合わせです。

PHASER
a [P]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
b [P]Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Resonance -100 … +100 レゾナンス量(共振の強さ)
c [P]Phaser Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet フェイザーのエフェクト・バランス
CHORUS/FLANGER
d [F]LFO Frequency [Hz] 0.02 … 20.00 LFOスピード
LFO Waveform Triangle, Sine LFO波形
e [F]Delay Time [msec] 0.0 … 1350.0 ディレイ・タイム
Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Feedback -100 … +100 フィードバック量
f [F]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
g [F]PreLEQ Gain [dB] -15 … +15 低域イコライザーのゲイン
PreHEQ Gain [dB] -15 … +15 高域イコライザーのゲイン
h [F]Cho/Flng Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet コーラス/フランジャーのエフェクト・バランス
Src Off…Tempo コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 コーラス/フランジャーのエフェクト・バランスのモジュレーション量
i [F]Output Mode Normal,Wet Invert コーラス/フランジャーの出力モード切り替え
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Rotary Speaker OD

ステレオ・タイプのロータリー・スピーカーです。アンプでの歪みを再現したオーバードライブと、ロータリー・スピーカーの特性をシミュレートしたスピーカー・シミュレーターを内蔵しているので、非常にリアルなロータリー・スピーカー・サウンドが得られます。

a Overdrive Off, On オーバードライブ・オン/オフ
Src Off…Tempo オーバードライブ・オン/オフを切り替えるモジュレーション・ソース
Sw Toggle, Moment オーバードライブ・オン/オフを切り替えるモジュレーション・ソースのスイッチングモード
b Overdrive Gain 0 … 100 歪み具合
Overdrive Level 0 … 100 オーバードライブの出力レベル
C Overdrive Tone 0 … 15 オーバードライブの音質
Speaker Simulator Off, On  スピーカー・シミュレーションのオン/オフ
d Mode Switch Rotate, Stop スピーカーの回転/ストップの切り替え
Src Off…Tempo 回転/ストップを切り替えるモジュレーション・ソース
Sw Toggle, Moment 回転/ストップを切り替えるモジュレーションのスイッチングモード
e Speed Switch Slow, Fast スピーカーの回転速度スロー/ファーストの切り替え
Src Off…Tempo スロー/ファーストを切り替えるモジュレーション・ソース
Sw Toggle, Moment スロー/ファーストを切り替えるモジュレーションのスイッチングモード
f Horn/Rotor Balance Rotor, 1…99, Horn 高音側ホーンと低音側ローターの音量バランス
Manual Speed Ctrl Off…Tempo 回転速度を直接変える場合のモジュレーション・ソース
g Horn Acceleration 0 … 100 高音側ホーンの回転速度の切り替えの速さ
Horn Ratio Stop, 0.50…2.00 高音側ホーンの回転速度の調節1.00で標準Stopで回転停止
h Rotor Acceleration 0 … 100 低音側ローターの回転速度の切り替えの速さ
Rotor Ratio Stop, 0.50…2.00 低音側ローターの回転速度の調節1.0で標準Stopで回転停止
i Mic Distance 0 … 100 マイクロフォンとロータリー・スピーカーの距離
Mic Spread 0 … 100 左右のマイクロフォンの角度
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Sw

モジュレーション・ソースによるオーバードライブのオン/オフの切り替え方を選択します。

SwをToggleにすると、ペダルを踏むかジョイスティックを倒すたびにオン/オフが切り替わります。

モジュレーション・ソースの値が64を超えるたびに、オーバードライブのオン/オフが切り替わります。

一方、SwをMomentにすると、ペダルを踏むかジョイスティックを倒したときだけオーバードライブがかかります。

モジュレーション・ソースの値が64以上のときだけ、オーバードライブがかかります。

U-Vibe

有名なペダル付きのコーラス/ビブラートのモデリングです。このエフェクトは回転スピーカーをシミュレートし、とても魅惑的で情感のあるトーンを作り出します。興味深いことに、この素晴らしいペダルの担当者は、KORG NuvibeとValve Reactor Technologyの誕生にも関わっています。

a Speed [Hz] 1 … 100 U-Vibeのスピード
Src Off…Tempo U-Vibeのモジュレーション・ソース
Amt –10.00…+10.00 U-Vibeのモジュレーション量
b Depth 0 … 100 U-Vibeの深さ
Src Off…Tempo LFO変調深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
c Mix 0 … 100 エフェクト音のミックス量
Src Off…Tempo ミックス量のモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 ミックス量のモジュレーション量
d Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Orange Phaser

このフェイザー・ペダルは、さまざまなレコーディングに利用されてきました。コード・パッセージに躍動感を与え、サウンドを広げて、豊かにする場合に役立ちます。

オリジナルにはスピード調整しかありませんが、これは、深さ、中心周波数の制御などが追加されています。

a Speed 0.10 … 10.00 フェイザーのLFOのスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
b Depth 0 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo LFO変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
c Resonance -100 … +100 フェーザー・エフェクトの強度を調整します。初期値:26処理された信号と、Wet/Dryからのドライ音をミックスすると効果的です。
d Manual 0 … 100 効果のかかる周波数の高さ
e Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Small Phaser

70年代のニューヨークで生まれたこのクラシック・フェイザーは、暖かく豊かなトーンを持ち、透明感と潤いのある響きを奏でます。

a Speed 0.10 … 10.00 フェイザーのLFOのスピード初期値:1.00Hz
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –20.00…+20.00 LFOスピードのモジュレーション量
c Color Off, On オフに設定するとフェイザーのサウンドがフルまたはラウンド・フェーズ・シフトに変化し、オンに設定するとより顕著な効果が得られます。
e Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Classic Chorus

ギター・アンプに内蔵されていることで有名なコーラス・ユニットをモデリングしました。

コーラスとビブラート・セレクト・スイッチは用意されていませんが、Wet/DryとBusのパラメーターを使用してエフェクトを作り出すことができます。Speed、Depth、Manualの各パラメーターは、オリジナル・ユニットよりも幅広いサウンド作りが可能です。

a Speed [Hz] 0.10 … 10.0 LFOスピード
Src Off…Tempo コーラス・スピードのモジュレーションSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt –10.00…+10.00 コーラス・スピードのモジュレーション量
b Depth 1 … 100 LFO変調の深さ
Src Off…Tempo コーラスの深さのモジュレーションSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 コーラスの深さのモジュレーション量
c Manual 0 … 99 コーラスのディレイ・タイムDepthが100 のときは機能しません。
d Output Mode Mono, Stereo (L-Dry&R-Wet) ビブラートとコーラスを切り替えます。Monoではビブラート、Stereoではコーラスになります。
e Wet/Dry Dry, 1:99 … 99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo エフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amount -100 … +100 エフェクト・バランスのモジュレーション量

Classic Flanger

クラシックなアナログ・フランジャーをモデリングしました。クラビ系の楽器やエレクトリック・ピアノのコード・プレイに大きな力を発揮します。

a Speed [Hz] 0.10…10.0 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーション・ソース
Amt –10.00…+10.00 フランジャー・スピードのモジュレーション量
b Depth 0 … 100 フランジャー変調の深さ
Src Off…Tempo フランジャー変調の深さのモジュレーション・ソース
Amt -100 … +100 LFO変調深さのモジュレーション量
c Resonance 0 … 100 レゾナンス量(共振の強さ)
d Manual 0 … 100 スイープ周波数Depthが100 のときは機能しません。
e LFO Reset Source Off…Tempo LFOリセットのモジュレーション・ソース
Reset Offset 0 … 100 オフセット
f Wet/Dry -Wet, -1:99…Dry…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Classic Tremolo

ビンテージのトレモロのモデリングです。

a Speed 0.10 … 10.00 LFOスピード
Src Off…Tempo トレモロ・スピードのモジュレーションSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt –10.00…+10.00 トレモロ・スピードのモジュレーション量
b Depth 0 … 100 トレモロの初期量
Src Off…Tempo トレモロの深さのモジュレーションSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt –10.00…+10.00 トレモロの深さのモジュレーション量
c Spread 0 … 100 エフェクト音の定位する幅
d Level Adjust 0 … 99 エフェクト・レベル
e Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Black Chorus / Flanger

デンマーク製のステレオ・コーラス+ピッチ・モジュレーター&フランジャーをモデルにしています。本来はギター用エフェクトですが、多くのキーボード・プレーヤーが効果を認めて使用しています。エレクトリック・ピアノで、独特のトーンを実現することができます。

a Speed [Hz] 0.10 … 10.0 LFOスピード
Src Off…Tempo LFOスピードのモジュレーションSee the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt –10.00…+10.00 LFOスピードのモジュレーション量
Intensity 1 … 100 LFOモジュレーションの強さ
b モード 0, 1, 2 モード
0: Chorus
1: Pitch Modulation
2: Flanger
c Width 0 … 2 LFO変調の深さ
d Input Gain 1 … 100 入力ゲイン
e Output Mode 0, 1 出力モード
0: Mono
1: Stereo
f Wet/Dry Dry, 1:99 … 99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo エフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
Amount -100 … +100 エフェクト・バランスのモジュレーション量

b: Intensity

c: Mode

Intensityの値を大きくすると、モジュレーション効果が強くなります。エフェクト、ダイレクト、フィードバックの値をコントロールします。Modeの設定によりコントロールする値は異なります。

CS-3 Rotary Speaker

ステレオ・タイプのロータリー・スピーカーです。スロー/ファーストを選ぶと、実際のロータリースピーカーのように、指定の速度に達するまで、ある程度時間がかかります。回転を生み出すモーターが加減速するのに数秒かかるためです。

ロータリースピーカーはホーンとローターという2つの部分からなります。ホーンはロータリースピーカーの高域を担います。ホーンのスロー/ファーストと速度の上下にかかる時間は個別に調整できます。完全に回転を停止するのにかかる時間と、停止後に回転を再開するのにかかる時間も、個別に設定できます。

ローターはロータリースピーカーの低域を担います。

選択したスピーカーによっては、全体的な音色に大きな影響が生じます。特に速い回転速度ではこれが顕著です。ナチュラルであることが、ヴィンテージのロータリースピーカーの特徴です。よくあるロータリー・スピーカー・エフェクト・ペダルのように、共鳴はナチュラルよりも中域です。ブライトはナチュラルを基本としていますが、より明るい音に対してはハイエンドなロールオフに欠けます。オリジナルは元祖KORG CX-3スピーカー・シミュレーターと同じです。

ヒント:スピーカーの種類によっては、周波数特性にシャープな共鳴が生じる場合があり、音によっては音量が大きくなる可能性があります。すでに大音量であれば、出力でクリッピングが生じる場合があります。その場合は、アンプまたは設定の音量、またはその両方を下げてください。

Rotary Speaker
a Switch On, Off ロータリースピーカーのオン、オフを切り替えます。Mode SWで単に回転を止めるのではなく、ロータリースピーカーからオルガンを完全に切断するようなものです。
ロータリースピーカーがオフであれば、Speaker Off Outで音色を決定します。
Src Off…Tempo スイッチのモジュレーション・ソース
b Switch Mode Toggle, Moment スイッチのスイッチ・モード
c Speaker Off Out Pre-, Post-Xover ロータリースピーカーがオフ時の音を決定します。Wet/Dryミックスのダイレクト信号も決定します。
初期設定はPost-XoverでCX-3に一致します。この設定であれば、スピーカー・シミュレーターとスピーカー・クロスオーバーは、ロータリースピーカーをオフにしても有効です。CX-3サウンドを好むならこれはお勧めの設定で、インサート・エフェクトの別のロータリースピーカーからオルガンが送信されることがありません。
Pre-Xoverはスピーカー・シミュレーターとクロスオーバーのエフェクトのない音を出します。インサート・エフェクトの別のロータリースピーカーからオルガンを送信する場合はこの設定にします。
d Wet/Dry Dry, 1:99 … 99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランスダイレクト信号は、Speaker Off Outパラメーターで選択するプレ・クロスオーバーかポスト・クロスオーバーのいずれかです。
Src Off…Tempo エフェクト・バランスのモジュレーション・ソース
e Wet/Dry Mod.Int -100 … +100 エフェクト・バランスのモジュレーション量
Mode/Speed
f Mode SW Rotate, Stop モード・スイッチでロータリースピーカーの動作を止めます。停止時でも、スピーカーは音色に影響します。ホーンとローターは回転の開始と停止に要する時間がそれぞれ異なります(下記参照)。
Src Off…Tempo Mode SWのモジュレーション・ソース
g Mode SW Mode Toggle, Moment Mode SWのスイッチ・モード
Src Off…Tempo Mode SWモードのモジュレーション・ソース
h Speed SW Slow, Fast ロータリースピーカーの基本速度、スロー/ファーストをスピード・スイッチで切り替えます。ホーンとローターそれぞれに別のスロー/ファースト設定ができ、速度の増減に要する時間も設定することができます。
Src Off…Tempo Speed SWのモジュレーション・ソース
i Speed SW Mode Toggle, Moment Speed SWのスイッチ・モード
j FastOverridStop Off, On この設定がオンであれば、モジュレーション経由でファーストに切り替えると、ロータリースピーカーは、それまで停止していたとしても、常にファースト・モードとなります。速度をスローに戻すと、再度停止します。
この設定をオフにすると、スピーカーが止まっていれば、SrcよりもSpeed SWが優先される場合でも停止を続けます。
Horn
k Fast Speed 0 … 100 Speed SWがファースト設定時にホーンの速度を特定します。
Slow Speed 0 … 100 Speed SWがスロー設定時にホーンの速度を特定します。
Acceleration 0 … 100 ホーンがスローからファーストに速度を変える際に要する時間を設定します。
Deceleration 0 … 100 ホーンがファーストからスローに速度を変える際に要する時間を設定します。
Start Accel. 0 … 100 Start Accelerationは、Mode SWがStop to Rotateから変更された後にホーンが所定速度になるまでに要する時間を設定します。
Stop Decel. 0 … 100 Stop Decelerationは、Mode SWがRotate to Stopから変更された後にホーンが停止するまでに要する時間を設定します。
l Mic Distance 0 … 100 ロータリースピーカー・モデルはホーンとローターというステレオ・マイクのペアを含みます。このパラメーターでホーンとそのマイクの距離を調整します。低くするとマイクがスピーカーに近づきます。
Mic Spread 0 … 100 ステレオ・フィールドを広げるために、2つのホーン・マイクの距離を調整します。高くするとステレオ・エフェクトも増加します。
m StopAtStopPhase Free, Stop Mode SWをStopにすると、ホーンが片側のいずれかのレスト・ポジションに徐々に移動します。Stop At Stop Phaseで、停止場所を調整します。
Freeにすると自然に止まりますが、停止位置はややランダムになります。–180~+180の設定で、特定の位置で強制的に停止させることができます。
スピーカーの位置次第で音色に顕著な違いが出ます。固定の場所を決めることで奏でる音色が一定になります。
Stop Phase -180 … +180 上のパラメーターをStopにした際の停止位置です。
Rotor
n Fast Speed 0 … 100 Speed SWがファースト設定時にローターの速度を特定します。
Slow Speed 0 … 100 Speed SWがスロー設定時にローターの速度を特定します。
Acceleration 0 … 100 ローターがスローからファーストに速度を変える際に要する時間を設定します。
Deceleration 0 … 100 ローターがファーストからスローに速度を変える際に要する時間を設定します。
Start Accel. 0 … 100 Start Accelerationは、Mode SwitchがStop to Rotateから変更された後にローターが所定速度になるまでに要する時間を設定します。
Stop Decel. 0 … 100 Stop Decelerationは、回転がオフになった後でローターが実際にレスト・ポジションに着くまでに要する時間を特定します。
Mode SwitchがRotate to Stopから変更された後にローターが停止するまでに要する時間を設定します。
o Mic Distance 0 … 100 このパラメーターでローターとそのマイクの距離を調整します。低くするとマイクがスピーカーに近づきます。
Mic Spread 0 … 100 ステレオ・フィールドを広げるために、2つのローター・マイクの距離を調整します。高くするとステレオ・エフェクトも増加します。
p StopAtStopPhase Free, Stop Mode SWをStopにすると、ローターが片側のいずれかのレスト・ポジションに徐々に移動します。Stop At Stop Phaseで、停止場所を調整します。
Freeにすると自然に止まりますが、停止位置はややランダムになります。–180~+180の設定で、特定の位置で強制的に停止させることができます。
スピーカーの位置次第で音色に顕著な違いが出ます。固定の場所を決めることで奏でる音色が一定になります。
Stop Phase -180 … +180 上のパラメーターをStopにした際の停止位置です。
Speaker
q Horn/Rotor Bal Rotor, 1…99, Horn ホーンの高域とローターの低域の出力バランスを設定します。
r Speaker Sim Off, On スピーカー音のモデリングを有効/無効にします。Speaker Off Outパラメーターの設定によっては、ロータリー・スピーカーがオフであっても、Speaker Simulatorが音に影響します。
SpeakerType Natural…Original CX-3 スピーカー・シミュレーターに使用するモデルを選択します。
重要:スピーカーの種類によっては、周波数特性にシャープな共鳴が生じる場合があり、ノートとドローバーの設定によっては音量が大きくなる可能性があります。すでに大音量であれば、出力でクリッピングが生じる場合があります。その場合、エフェクトまたは音の出力レベルを下げてください。
Natural ヴィンテージのロータリースピーカーの特徴に基づいています。
Natural+Direct Naturalに似ていますが、ダイレクト信号がややミックスされており、高域、低域ともに広範となります。
Resonant よくあるロータリー・スピーカー・エフェクト・ペダルのように、Naturalよりも中域です。
Resonant+Direct Resonantに似ていますが、ダイレクト信号がややミックスされています(上のNatural + Direct参照)。
Bright ナチュラルを基本としていますが、より明るい音に対してはハイエンドなロールオフに欠けます。
Bright+Direct Brightに似ていますが、ダイレクト信号がややミックスされています(上のNatural + Direct参照)。
Original CX-3 元祖CX-3スピーカー・シミュレーターと同じです。
s AmpMatchType Off, Amp Type 1, 2 アンプ・モデルの種類通常この音はCX-3 Ampと同じですが、ここで別のアンプ・タイプを選んで実験することもできます。
FX Mix
t Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

h: Speed SW > Src

JS X(通常ピッチ・ベンドを調整する左右の動き)で回転速度を調整する特別な技術を追加しました。SrcをJS Xに設定すると、ジョイスティックがヴィンテージ・オルガンのスピーカー速度スイッチのように動作します。左に動かすとChorale(スロー)、右に動かすとTremolo(ファースト)となります。

Reverb

Reverb Hall

中くらいの大きさのコンサート・ホールやアンサンブル・ホールの残響音が得られるホール・タイプのリバーブです。

Reverb Smooth Hall

大きめのホールやスタジアムの残響音が得られるホール・タイプのリバーブです。リリースのスムースな残響音が得られます。

Reverb Wet Plate

暖かみのある(密度の濃い)残響音が得られるプレート・リバーブです。

Reverb Dry Plate

乾いた感じ(軽め)の残響音が得られるプレート・リバーブです。

a Reverb Time [sec] 0.1 … 10.0 残響時間
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
b Pre Delay [msec] 0 … 200 ダイレクト音からのディレイ・タイム
Pre Delay Thru [%] 0 … 100 ディレイしない音をミックスする割合
c EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
d Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
e Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
f Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

b: Pre Delay [msec]

b: Pre Delay Thru [%]

Pre Delayでは、リバーブへの入力音のディレイ・タイムを設定します。空間の広がりをコントロールします。

Pre Delay Thruでは、このディレイを通さない音をミックスすることで、アタック感を強調することができます。

Reverb Room

タイトな感じが得られる初期反射音を強調したルーム・タイプのリバーブです。初期反射音とリバーブ音のバランスを変えることで、部屋の壁の質感をコントロールすることができます。

Reverb Bright Room

明るい感じが得られる初期反射音を強調したルーム・タイプのリバーブです。

a Reverb Time [sec] 0.1 … 3.0 残響時間
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
b Pre Delay [msec] 0 … 200 ダイレクト音からのディレイ・タイム
Pre Delay Thru [%] 0 … 100 ディレイしない音をミックスする割合
c ER Level 0 … 100 初期反射音のレベル
d Reverb Level 0 … 100 リバーブ・レベル
e EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
f Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High,Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
g Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
h Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

c: ER Level

d: Reverb Level

初期反射音とリバーブ音のレベル

これらのパラメータ値を変更することで、部屋の壁のタイプをシミュレートできます。ER Levelを大きくすると硬い壁がシミュレートされ、Reverb Levelを大きくすると柔らかい壁がシミュレートされます。

Early Reflections

残響音のうち初期反射部分のみで、音に臨場感を与える効果です。4種類の減衰のカーブから選択することができます。

a タイプ Sharp, Loose, Modulated, Reverse 初期反射音の減衰のカーブ
b ER Time [msec] 10 … 800 初期反射音の長さ
c Pre Delay [msec] 0 … 200 原音から最初の初期反射音までの時間
d EQ Trim 0 … 100 エフェクト音に適用するイコライザーの入力レベル
e Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
f Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

a: Type

初期反射音の減衰のカーブを選択します。

Reverb Gate

モノラル・タイプのリバーブとゲートの組み合わせです。

REVERB
a [R]Reverb Time [sec] 0.1 … 10.0 残響時間
High Damp [%] 0 … 100 高域の減衰量
b [R]Pre Delay [msec] 0 … 200 リバーブ音およびゲートのコントロール信号のディレイタイム
c [R]EQ Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
Reverb Balance 0 … 100 リバーブのエフェクト・バランス
d [R]PreLEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
e [R]PreLEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
GATE
f [G]Envelope Select D-mod, Input モジュレーション・ソースによるコントロール/入力信号によるコントロールの切り替え
Src Off…Tempo Envelope Select=D-mod時のゲートをコントロールするモジュレーション・ソース
g [G]Input Reverb Mix 0 … 100 ゲートをコントロールする信号のダイレクト音とリバーブ音とのバランス
Threshold 0 … 100 ゲートのスレッショルド・レベル
h [G]Polarity +, – ゲート・オン/オフの非反転/反転の切り替え
i [G]Attack 1 … 100 アタック・タイム
Release 1 … 100 リリース・タイム
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

f: [G]Envelope Select

f: Src

g: [G]Input Reverb Mix

g: Threshold

[G]Envelope Selectパラメーターでは、ゲートのオン/オフを入力信号レベルによって決めるか、モジュレーション・ソースで直接コントロールするかを選択します。Srcパラメーターでは、Off to Tempoでこのときのモジュレーション・ソースを選択します。

[G]Envelope SelectパラメーターをInputにすると、ダイレクト音とリバーブ音をミックスした信号の大きさでゲートをコントロールします。信号の大きさがスレッショルドを越えたときにゲートが開き、リバーブ音が出力します。

通常は、[G]Input Reverb MixをDry(ダイレクト音のみでゲートをコントロール)にします。

ゲート・タイムを長くしたいときには、[G]Input Reverb Mixの値を大きくし、スレッショルドも同時に調節するとよいでしょう。

Early Reflections Hi Dens

初期反射音エフェクトは最大長が通常のエフェクト(初期反射音)の2倍で、より正確な初期反射を提供します。滑らかで密度の濃い音質を実現します。

a タイプ Sharp, Loose, Modulated, Reverse 初期反射音の減衰のカーブ
b ER Time [msec] 10 … 1600 初期反射音の長さ
c Pre Delay [msec] 0 … 200 原音から最初の初期反射音までの時間
d EQ Trim 0 … 100 エフェクト音に適用するイコライザーの入力レベル
e Pre LEQ Fc Low, Mid-Low 低域イコライザーのカットオフ周波数-低/中の選択
Pre HEQ Fc High, Mid-High 高域イコライザーのカットオフ周波数-高/中の選択
f Pre LEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 低域イコライザーのゲイン
Pre HEQ Gain [dB] -15.0 … +15.0 高域イコライザーのゲイン
g Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

Reverb Spring

スプリング・タイプのリバーブで、ホールやルーム・タイプのリバーブとは音の特性が異なります。一部のアンプにビルトインされたスプリング・リバーブ・システムをモデリングしています。

ToneLab Reverb Room

このリバーブはコルグのVOX ToneLabエフェクト・プロセッサーからのものです。初期反射音が非常に多い、一般的な部屋の残響をモデリングしています。

a Time 1 … 100 残響時間
Lo Damp 0 … 100 低域の減衰量を調整します。
Hi Damp 0 … 100 高域の減衰量を調整します。
Pre Delay 0 … 70 残響が始まるまでの初期遅延を設定します。調整次第で、オリジナル・サウンドの輪郭をはっきりとさせることができます。
b Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

O–verb

O-verbは、高品質なリバーブのアルゴリズムを備えています。部屋の大きさを設定するだけでなく、初期反射とメインの残響の両方の拡散特性を調整したり、高、中、低減衰時間を別々にコントロールして、部屋の形や壁の材質をモデル化することができます。また、ランダムな要素を加えることで、より豊かでスムーズなリバーブを実現しています。

a Trim 0 … 100 イコライザーへの入力レベル
b Band1 Enable On, Off ピーキングEQの2つの帯域で音質を調整します。これらはリバーブにのみ影響し、ドライ音には影響しません。どちらの帯域も調整範囲は同じです。
Band1 Fc [Hz] 200…20.00k
Band1 Q 0.5 … 10.0
Band1 Gain [dB] -18.0 … +18.0
c Band2 Enable On, Off
Band2 Fc [Hz] 200…20.00k
Band2 Q 0.5 … 10.0
Band2 Gain [dB] -18.0 … +18.0
d Rolloff 0 … 100 エフェクト出力時のローパス・フィルターを制御します。
e Pre Delay [msec] 0 … 1360 ダイレクト音からのディレイ・タイム
Diffusion 1 0 … 100 Diffusion1と2は、メインのリバーブに入る前に音を和らげ、また初期反射の音色をコントロールします。両方の設定を約50にすると、滑らかなリバーブに十分な広がりが得られます。極端に高いレベルでは、リンギングが発生する場合があります。ボーカルのような音源には、Diffusionの設定を低くすることで、効果的なエコー効果が得られます。Diffusion 1、2の2つのパラメーターのバランスによってリバーブの反射特性をコントロールします。
Diffusion 2 0 … 100
f Size 5 … 100 空間の大きさ
Diffusion 0 … 100 リバーブ音の密度を設定低い設定ではエコー効果が多くなり、高い設定ではよりリバーブが滑らかになります。設定値が極端に高いとリンギングが発生することがあります。
Reverb Decay 0 … 100 リバーブ音の残響時間を設定します。DampingとBass Gainパラメーターでは、それぞれ高域と低域のディケイ・タイムを個別に調整します。
g Damping 0 … 100 高周波減衰フィルターのカットオフを設定します。100にすると高域は低域と同じレートで減衰し、0にすると高周波数はすぐに減衰します。実際の音響空間では、高周波数は一般に低周波数より若干速く減衰するので、適度に値を上げることで、よりリアルなリバーブ効果となります。
Bass Crossover [Hz] 20…24.00k Bass Gainのクロスオーバー周波数
Bass Gain [dB] -12.0 … +6.0 Bass Crossoverで設定した周波数を使って、リバーブの低域の減衰を調整。-の値では低周波の減衰が速くなり、+の値ではよりゆっくりと減衰します。
h Modulation Rate [Hz] 0.10 … 5.00 モジュレーションの速さ
Modulation Depth 0 … 100 モジュレーションの深さ
j Wet/Dry Dry, 1:99…99:1, Wet エフェクト音とダイレクト音のバランス
Src Off…Tempo See the list of DMS (Dynamic Modulation Sources) at the beginning of this part
Amt -100 … +100 モジュレーション・ソース量

e: Diffusion

Reverb Size、Time、Diffusion

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