MIDIソングのレコーディング

録音の準備

Edit Song > Mainページで、最大16のMIDIトラックからなるMIDIソングを録音することができます。マルチトラック・シーケンサー・モードに入るとすぐに録音を開始することができます。しかし、必要に応じていくつかの追加設定をすることができます。

既存のデータをオーバーダビングするか上書きすると、録音が始まります。

Rec Modeポップアップ・メニューから録音モード（OverdubまたはOverwrite）を選択します。

Rec Mode	意味
Overdub	新しく録音されたイベントが、録音済みのイベントにミックスされます。
Overwrite	録音済みのイベントが、新しく録音されたイベントに置き換えられます。

録音中は自動リズム補正を使用することができます。

Resolution	意味
High	クォンタイズは行いません。
(1/32) … (1/8)	グリッドの分解能を音符で設定します。例えば、（1/16）を選択すると、すべてのノートが一番近い1/16のグリッド軸に移動します。（1/8）を選択すると、すべてのノートが一番近い1/8のグリッド軸へ移動します。1/12と1/24の値は3連符です。

テンポ・モードを設定しメトロノーム・クリックをオンにできます。

Tempo Modeのポップアップ・メニューからテンポ・イベントが記録される方法を選択します。

テンポ・モード	意味
Manual	手動で設定します。最新の手動テンポ設定（TEMPO+とTEMPO−キーで設定）を、現在のテンポ値とみなします。テンポ変更イベントは記録されません。実際のテンポよりもゆっくりとソングを録音する場合に非常に便利です。
Auto	自動読み出し。シーケンサーに記録されているすべてのテンポ・イベントを再生します。テンポ変更イベントは記録しません。
Record	録音中のテンポの変化をすべてマスター・トラックに記録します。テンポは常に上書きモードで記録されます（古いデータは常に新しいデータに置き換えられます）。

テンポの値とソングを拍子の開始を設定できます。

Song Edit > Mainページから直接サウンドを選択できます。

Song Edit > Mixerページからサウンドを選択します。

録音を開始する小節を選択できます。

選択できるのはソングにある小節のみです。ソングにまだ何も入っていない場合は、最初の小節のみを選択できます。

録音済みのトラックにイベントを追加したり、新たな録音に置き換えるために、録音を繰り返すことができます。

Song Edit > Mainページを開き、録音するトラックをタッチします。
M(easure)パラメーターで録音を開始する小節を選択します。
Rec Modeポップアップ・メニューから録音モード（OverdubまたはOverwrite）を選択します。イベントを同じトラックに追加する場合はOverdubを、録音データを入れ替える場合はOverwriteを選びます。例えば、打楽器などを複数回に分けて録音したい場合などにOverdubは便利です。

レコーディングが終わったら、ソングを保存してください。