Pa5X WEBマニュアル

MIDI経由でマイクとギター・プロセッサーを調整する

MIDI経由でマイクとギター・プロセッサーを調整できます。たとえば、本機のMIDI IN端子にMIDIペダルボードを接続します。

MIDI Presetを選択して、接続したコントローラーに基づき自動的にMIDIパラメーターを設定することができます。 これらはカスタマイズすることもできます。

マイク・プロセッサーに対するMIDI INの設定

入力チャンネル、トランスポーズ、音域を選択できます。

  1. Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
  2. Mic Processor > Channelパラメーターでハーモナイザーのコードやノートを受信するMIDIチャンネルを選択します。
  3. Mic Processor > In Octave Transposeパラメーターで、受信したコードまたはノートをトランスポーズします。
  4. Mic Processor > In Note Range High/Lowパラメーターで、マイク・プロセッサーのハーモニー・セクションに送る音域や音程情報を設定します。

ギター・プロセッサーに対するMIDI INの設定

入力チャンネルを選択できます。

  1. Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
  2. Guitar Processor > Channelパラメーターで各種エフェクトのコントロール・メッセージを受信するMIDIチャンネルを選択します。

MIDI経由でマイク・プリセットまたはギター・プリセットを選択する

マイクとギターのプリセットは、マイク/ギター・プロセッサーに割り当てられた MIDI チャンネルで一連のメッセージを送信することで選択できます。

  • コントロール・チェンジ#00(バンク・セレクトMSB)メッセージを値0で送信します。
  • コントロール・チェンジ#32(バンク・セレクトLSB)メッセージでプリセットのタイプを選択します。
プリセットのタイプ CC#32の値
Factory 0
User 1
Local 2
  • 選択するプリセットに対応するプログラム・チェンジ・メッセージを送信します。
プリセット PCナンバー
プリセット1…112 0 … 111

ギター・プロセッサー・ボリュームの調整

ギター・プロセッサーのレベルをコントロール・チェンジ#07(ボリューム)メッセージを使って、割り当てたMIDIチャンネルでコントロールすることができます。

ギター・エフェクトのオン、オフ

ギター・プロセッサーのMIDIチャンネルでコントロール・チェンジ・メッセージを送信することで、ギター・プリセットの各エフェクトを個別にオン、オフすることができます。(この機能はマイク・プリセットでは使用できません。)

FXオン、オフ CCナンバー
FX1 80
FX2 81
FX3 82
FX4 83

ボイス・ハーモナイザーのコードまたはノートの受信

マイク・ハーモニー・セクションにコードまたはノートを送信する外部機器(シーケンサー、マスター・キーボード、MIDIアコーディオンなど)を使用する場合、MIDIパラメーターを設定できます。

適切なMIDIプリセットの選択

まず、適切なMIDIプリセットがあるかを確認します。利用可能なプリセットについて詳しくは、MIDIの章(「MIDIプリセットを使ったクイック・セットアップ」を参照してください。

  1. Settings > Menu > MIDI > General Controlsページを開きます。
  2. お使いのMIDI設定に合うMIDI Presetを選択します。

MIDIパラメーターの設定

ご自身でカスタム設定をする場合は、一部のパラメーターを変更してください。

  1. Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
  2. Mic Processor > Channelパラメーターでコードやノートを受信するMIDIチャンネルを選択します。
  3. Mic Processor > In Octave Transposeパラメーターで、受信したコードまたはノートをトランスポーズします。
  4. Mic Processor > In Note Range High/Lowパラメーターで、マイク・プロセッサーのハーモニー・セクションに送る音域や音程情報を設定します。

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