MIDI経由でマイクとギター・プロセッサーを調整する
MIDI経由でマイクとギター・プロセッサーを調整できます。たとえば、本機のMIDI IN端子にMIDIペダルボードを接続します。
MIDI Presetを選択して、接続したコントローラーに基づき自動的にMIDIパラメーターを設定することができます。 これらはカスタマイズすることもできます。
マイク・プロセッサーに対するMIDI INの設定
入力チャンネル、トランスポーズ、音域を選択できます。
- Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
- Mic Processor > Channelパラメーターでハーモナイザーのコードやノートを受信するMIDIチャンネルを選択します。
- Mic Processor > In Octave Transposeパラメーターで、受信したコードまたはノートをトランスポーズします。
- Mic Processor > In Note Range High/Lowパラメーターで、マイク・プロセッサーのハーモニー・セクションに送る音域や音程情報を設定します。
ギター・プロセッサーに対するMIDI INの設定
入力チャンネルを選択できます。
- Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
- Guitar Processor > Channelパラメーターで各種エフェクトのコントロール・メッセージを受信するMIDIチャンネルを選択します。
MIDI経由でマイク・プリセットまたはギター・プリセットを選択する
マイクとギターのプリセットは、マイク/ギター・プロセッサーに割り当てられた MIDI チャンネルで一連のメッセージを送信することで選択できます。
- コントロール・チェンジ#00(バンク・セレクトMSB)メッセージを値0で送信します。
- コントロール・チェンジ#32(バンク・セレクトLSB)メッセージでプリセットのタイプを選択します。
プリセットのタイプ | CC#32の値 |
---|---|
Factory | 0 |
User | 1 |
Local | 2 |
- 選択するプリセットに対応するプログラム・チェンジ・メッセージを送信します。
プリセット | PCナンバー |
---|---|
プリセット1…112 | 0 … 111 |
ギター・プロセッサー・ボリュームの調整
ギター・プロセッサーのレベルをコントロール・チェンジ#07(ボリューム)メッセージを使って、割り当てたMIDIチャンネルでコントロールすることができます。
ギター・エフェクトのオン、オフ
ギター・プロセッサーのMIDIチャンネルでコントロール・チェンジ・メッセージを送信することで、ギター・プリセットの各エフェクトを個別にオン、オフすることができます。(この機能はマイク・プリセットでは使用できません。)
FXオン、オフ | CCナンバー |
---|---|
FX1 | 80 |
FX2 | 81 |
FX3 | 82 |
FX4 | 83 |
ボイス・ハーモナイザーのコードまたはノートの受信
マイク・ハーモニー・セクションにコードまたはノートを送信する外部機器(シーケンサー、マスター・キーボード、MIDIアコーディオンなど)を使用する場合、MIDIパラメーターを設定できます。
適切なMIDIプリセットの選択
まず、適切なMIDIプリセットがあるかを確認します。利用可能なプリセットについて詳しくは、MIDIの章(「MIDIプリセットを使ったクイック・セットアップ」を参照してください。
- Settings > Menu > MIDI > General Controlsページを開きます。
- お使いのMIDI設定に合うMIDI Presetを選択します。
MIDIパラメーターの設定
ご自身でカスタム設定をする場合は、一部のパラメーターを変更してください。
- Settings > Menu > MIDI > MIDI IN Controlsページを開きます。
- Mic Processor > Channelパラメーターでコードやノートを受信するMIDIチャンネルを選択します。
- Mic Processor > In Octave Transposeパラメーターで、受信したコードまたはノートをトランスポーズします。
- Mic Processor > In Note Range High/Lowパラメーターで、マイク・プロセッサーのハーモニー・セクションに送る音域や音程情報を設定します。