Pa5X WEBマニュアル

フット・コントローラー

ダンパー・ペダルの設定

フットスイッチや専用のダンパー・ペダルをリア・パネルのPEDAL > DAMPER端子に接続することができます。この端子に接続したペダルは、常にダンパー・ペダルとして機能します。

サウンドにダンパー・ペダルを割り当てる

ダンパー・ペダルの使用/不使用はキーボード・セットごとに設定できます。これは例えば、アッパー・サウンドにのみダンパー・ペダルを使用し、その他のサウンドには使用したくない場合に便利です。

  1. Home > Menu > Keyboard/Ensemble > Joystick/Pedalページを開きます。
  2. Damperのチェックボックスでキーボード・サウンドごとのダンパー・ペダルのオン、オフを設定します。
  3. キーボード・セットに変更を保存します。

ペダル/フットスイッチの設定

ペダル/フットスイッチへの機能の割り当て

フットスイッチまたはエクスプレッション・ペダルをリア・パネルのPEDAL > ASSIGNABLEのそれぞれの端子に接続することができます。接続したペダルに適した機能を選択できます。

  1. ペダルまたはフットスイッチを、PEDAL > ASSIGNABLE端子に接続します。
  2. Settings > Menu > Controllers > Footページを開きます。
  3. Functionのポップアップ・メニューでコントロール機能を選択します。

割り当て可能なコントロールのリストは「割り当てできる機能」に記載しています。

エクスプレッション・ペダルのカーブ・プリセットの選択

エクスプレッション・ペダルに割り当てられている機能によっては、カーブを選択してペダルに対するその機能の影響を設定できます。

  1. エクスプレッション・ペダルを接続し、キャリブレーションを行い機能を選択します。
  2. Settings > Menu > Controllers > Footページを開きます。
  3. いずれかのCurveキーにタッチして、カーブ・プリセットを選択します。
    カーブ 意味
    直線的なカーブ
    指数応答ペダルを踏み終わりに大きく変化するカーブです。
    対数応答ペダルの踏み始めに大きく変化します。
    S字型応答ペダルの踏み始めと終わりが大きく変化し、中間ではゆっくり変化します。
    オフセット応答のS字型S字型カーブと同じですが、ゼロより高い値から始まります。

サウンドにエクスプレッション・ペダルを割り当てる

エクスプレッション・ペダルは相関レベルをコントロールし、常にボリューム値から差し引かれます。どのコンティニュアス・ペダルに対しても割り当てることができます(ボリューム/エクスプレッション・ペダルとも呼びます)。

例えば、UPPER 1にピアノ・サウンドを、UPPER 2にストリングスをそれぞれ割り当てたとします。UPPER 2でExpressionスイッチをオンに、UPPER 1でオフにすると、コンティニュアス・ペダルを操作してストリングスの音量のみをコントロールし、ピアノの音量はそのままにすることができます。

  1. Home > Menu > Keyboard/Ensemble > Joystick/Pedalページを開きます。
  2. Expressionのチェックボックスでキーボード・サウンドごとのエクスプレッション・ペダルのオン、オフを設定します。
  3. キーボード・セットに変更を保存します。

ペダルのキャリブレーションと極性設定

ペダルの可動範囲をフルに使用できていない場合は、ペダルのキャリブレーションを行う必要があります。また、この手順ではペダルの操作と動作が逆になっている場合に、ペダルの極性を変更することができます。

  1. Settings > Menu > Controllers > Footページを開きます。
  2. キャリブレーションをするペダルのエリアにあるCalibrationキーをタッチすると、Pedal/Footswitch Calibrationダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. ペダルを完全に踏み込んだ状態にしたまま上(ハイライト表示)のキーをタッチすると、その位置が最大値となります。
  4. 次のダイアログ・ボックスが表示されたら、ペダルから足を離します。
  5. (ハイライト表示)のキーをタッチすると、その位置が最低値になります。ペダルを操作して正しく動作していることを確認します。動作が正しくない場合は、上記操作を繰り返します。
  6. EXITキーを押して、元のページに戻ります。

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