キー・レンジとベロシティ・レンジの設定
各キーボード・サウンドのキー・レンジとベロシティ・レンジを設定できます。これによって異なるサウンドのゾーンを分けることができます。
キー・レンジを設定する
キー・レンジはキーボードの範囲によって異なったサウンド設定をするのに便利です。例えば、キーボードの中央部分でフレンチ・ホルンと木管楽器を、高音部分では木管楽器だけ発音させるというようなことが可能です。
- Home > Menu > Keyboard/Ensemble > Range/Velocityページを開きます。
- エディットするキーボード・サウンドを選択します。
- Top KeyとBottom Keyパラメーターで、各トラックの鍵盤の発音範囲の上限と下限を設定します。
キー 意味 C-1~G9 選択したキー上限のキーが下限のキーよりも必ず高音になります。
ベロシティ・レンジを設定する
ベロシティ・レンジは、3つのダイナミック・レイヤーからなり、各アッパー・サウンドを異なるベロシティ・ゾーンに割り当てる際に便利です。例えば、MK II Suitcaseをアッパー1サウンドに、MK I Dynoをアッパー2サウンドに割り当てたとします。アッパー1のベロシティ・レンジを“Bottom=0、Top=80”、アッパー2のベロシティ・レンジを“Bottom=81、Top=127”に設定します。キーボードを弱く弾くとMK II Suitcaseが、強く弾くとMK I Dynoが再生されます。
- Home > Menu > Keyboard/Ensemble > Range/Velocityページを開きます。
- エディットするキーボード・サウンドを選択します。
- Top VelocityとBottom Velocityパラメーターで、各サウンドのベロシティの範囲の上限と下限を設定します。
べロシティ 意味 0~127 ベロシティ値。上限のキーが下限のキーよりも必ず高音になります。