14 サウンド・コンビネーションのエディットと保存
サウンド・コンビネーションのエディット
サウンド・コンビネーションについて
本機では、一緒に演奏するサウンドをグループにして保存します。これらをまとめてサウンド・コンビネーションと呼びます。同時に呼び出すことができる共通の構造に保存できます。
コンビネーションには、キーボード・サウンド、パッド・サウンド、スタイル・サウンド、MIDIソング・サウンドがあります。これらはそれぞれキーボード・セット、スタイル、MIDIソング、ソングブック・エントリーとして保存します。
A – サウンド・コンビネーションの選択
サウンド・コンビネーションはサウンドのグループで、選択するとそれに含まれているサウンドが全選択されます。次の場所にあります。ファクトリー・エレメントは保護されているため、ユーザー・エレメントのみをエディットして保存できます。
サウンド・コンビネーション | タイプ |
---|---|
キーボード・セット (ライブラリー) |
各サウンドはキーボードに割り当てられ、各種設定はKEYBOARD SETLIBRARYに保存されます。 |
キーボード・セット (スタイル) |
各サウンドはキーボードに割り当てられ、各種設定は選択したスタイルのKEYBOARD SETセクションに保存されます。 |
キーボード・セット (ソングブック・エントリー) |
各サウンドはキーボードに割り当てられ、各種設定は選択したソングブック・エントリーのKEYBOARD SETセクションに保存されます。 |
スタイル・サウンド (スタイル) |
スタイル・トラックのサウンドです。スタイルと一緒に保存できますが、スタイルのMIDIシーケンス内に含まれるプログラム・チェンジ・メッセージによって自動的に変更される場合があります。メッセージはStyle Editモードでエディットして保存することができます。 |
スタイル・サウンド (ソングブック・エントリー) |
スタイル・トラックのサウンドで、ソングブック・エントリーで選択します。 |
ソング・サウンド (MIDIソング) |
サウンドまたはMIDIソングのトラックです。ソングと一緒に保存できますが、MIDIソングに含まれるプログラム・チェンジ・メッセージによって自動的に変更される場合があります。メッセージはSong Editモードでエディットして保存することができます。 |
ソング・サウンド (ソングブック・エントリー) |
MIDIソング・トラックのサウンドで、ソングブック・エントリーで選択します。 |
パッド・サウンド (ライブラリー) |
パッドに割り当てられたサウンドです。パッドの組み合わせはスタイル毎に決まっています。 |
パッド・サウンド (ソングブック・エントリー) |
パッド・トラックのサウンドで、ソングブック・エントリーで選択します。 |
キーボード・セットをライブラリーから選択
- KEYBOARD SET LIBRARYセクションからサウンドをエディットするキーボード・セットを選択します。
キーボード・セットをカレント・スタイルから選択
- スタイルを選び、それからサウンドをエディットするキーボード・セットを(X-FADERの下のKEYBOARD SETから)選びます。
スタイルをライブラリーから選択
- サウンドをエディットするスタイルを選択します。変更はユーザー・スタイルにのみ保存できます(ファクトリー・スタイルには保存できません)。
MIDIソングを選択
- サウンドをエディットするMIDIソングを選択します。
パッドをライブラリーから選択
- Home > Menu > Padsページでパッドを選択します。
現在のスタイルからパッドを選ぶ
- スタイルを選択します。その中に含まれる4つのパッドは Home > Menu > Pads ページ(上図)からアクセスできます。
ソングブック・エントリーからキーボード・セット、パッド、スタイル、MIDIソングを選択する
- BOOKまたはSET LISTキーを押し、サウンドをエディットするキーボード・セット、パッド、スタイル、またはMIDIソングを含むソングブック・エントリーを選択します。
B – エディットにアクセス
エディット・ページにはMENUキーを押して入ります。ページはセクションごとに分けられています。
- (本機の電源をオンにした際に表示される)Homeモードであることを確認します。そうでない場合は、EXITキーを押してその画面を閉じます。
- MENUキーを押してエディット・ページに入ると、Homeモードのエディット・メニューが表示されます。エディット・セクションには大きなキーが並んでいます。
- エディット・セクションを選んで、エディット・ページのパラメーターにアクセスします。
C – エディットするサウンドの選択
エディットは基本的に選択したサウンドで行います。キーボード上で演奏しているサウンドや、パッド、スタイル、MIDIソングのサウンドでも構いません。
キーボード、パッド、スタイル、MIDIソングのサウンドを切り替える
- ページ右下のTRACK SELECTキーに繰り返しタッチします。画面にはキーボード、パッ
ド、スタイルまたはソングのサウンドが切り替わり表示されます。
エディットするサウンドを含むトラック/チャンネルの選択
- 個々のトラック/チャンネルをタッチして選択します。
D – 変更の保存
- エディットが終了したらサウンド・コンビネーションに変更を保存します。キーボード・セット、パッド、スタイル、MIDIソング、ソングブック・エントリーのいずれも保存できます。
次のページで操作方法を説明します。