コントロール・パネル
コントロール・パネルには、本機をコントロールする各種コントローラーが機能別に配置されています。
スライダーとキー
演奏時にリアルタイムで各エレメントをコントロールする際に使います。右側のモードキーで利用できる機能グループのいずれかを選びます。ストリップ・ディスプレイには常にコントローラーの動作内容が表示されます。(詳しくは、「コントロール・セクション」を参照してください)。
ディスプレイ
タッチビュー・スクリーンに表示される内容の選択や、パラメーターの設定などの操作を行います。ディスプレイは見やすい角度に起こすことができます。ディスプレイの周囲には、スクリーンに表示されるさまざまな内容の選択や、パラメーターの設定などに役立つコントローラーが配置されています。
ナビゲーションとデータ入力エリア
バリュー・ダイヤルや各キーで、モード内のページやパラメーターの設定、選択したパラメーター値の変更などを行います。
サウンド・エリア
サウンドとはキーボードで演奏する音色を指します。このエリアで、専用ライブラリーにキーボード・セットとして保存されている各種サウンド・コンビネーションを選択します。(詳しくは、「サウンドの演奏」を参照してください)。
スタイル、パッド、マーカー・エリア
自動伴奏(アカンパニメント)に使用するスタイル・エレメントをコントロールします。マーカーを使ってソング内の記録したポイントにジャンプできます。スタイルやソングに合わせて、選択したキーボード・セットのサウンドやパッドで演奏することができます。(詳しくは、「スタイル・プレイ」と「マーカー」を参照してください)。
プレーヤー・エリア
スタイルとソングは2基の内蔵プレーヤーで再生できます。異なるエレメントを各プレーヤーに割り当て、別のスタイルまたはソングの演奏を準備することもできます。2基のプレーヤーのミキシングをX-FADERを使って行います。(詳しくは、「スタイル・プレイ」と「ソングの再生」を参照してください)。
ソングブック・エリア
ソングブックはソングブック・エントリーと呼ばれるソングのデータベースです。それぞれが現在の設定のスナップショットであり、選択しているスタイル、ソング、キーボード・セット、パッド、コード・シーケンス、ボイス、ギター・エフェクトなどを含みます。ソングブック(Book)または選択したソングのリスト(Set Lists)にあるすべてのソングに素早くアクセスできます。(詳しくは、「ソングブック」を参照してください)。
テンポ・エリア
スタイルとソングのテンポをコントロールするキーです(137ページ参照)。メトロノームを使って練習するには、STYLE/SONGモードで、CONTROL > SWITCH #9キーを押してメトロノームのオン・オフを切り替えます。
マトリックス
設定可能なマトリックスを使って各種エレメントや機能を作動させます。(詳しくは、「マトリックス」を参照してください)。
USB端子
USBメモリーなどのメモリー・デバイスを接続する際にこの端子を使用します。また、USBMIDIコントローラーなどの機器や、小型のUSBライトを接続してコントロール・パネルや譜面立てに置いた楽譜を照らすこともできます。本機背面には他に2つの端子があるためご注意ください。